死のふは一定

 私は古文が苦手なので、表題の唄を知りませんでした。実際にはもう少し長い歌で、内容は
「人間はだれでも死ぬもの、生きたときのことをしのぶものとして、生きているあいだになにをしておこうか」
 というものだそうです。大抵の人間は私も含めて、いつか忘れられてしまうものです。ですが信長さんは約600年経た今でも、語り草になっています。

 お話の作者さんは、その語り草の抜群の語り手です。この時代に登場するヒーロー達を綺羅星の様に語り尽くします。

 これまでに作者が語って来たヒーローの大集結。私にとってはウルトラマンや仮面ライダーが、大集結した様な感じでした。過去のお話を読んでから、この大作を見ると一味違います。

 あ、でもこれを読んでから、各々のヒーローのお話を覗きに行っても、とても楽しいと思いますよ。

 最後になりますが、私の推しは服部半蔵さんになりました。格好良いですねぇ。

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