概要
片思いの彼を身守る“私”と、それに気づかない彼のお話です。
――ほんと、神様って残酷。遙稀のことならほんとよく知ってるってのにさ。
図書室の同じ席をいつも陣取る私。理由は、その場所が観葉植物の影になるから。同時に、こっそりと大好きな彼を観察するのに適しているから。
こんなに彼のことが好きなのに、何故自分は彼の恋人ではないのだろう。
どこか後ろめたい“観察”の日々は、あるとき突然終わりを迎えることになり……。
図書室の同じ席をいつも陣取る私。理由は、その場所が観葉植物の影になるから。同時に、こっそりと大好きな彼を観察するのに適しているから。
こんなに彼のことが好きなのに、何故自分は彼の恋人ではないのだろう。
どこか後ろめたい“観察”の日々は、あるとき突然終わりを迎えることになり……。
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