ミステリ大好きなお嬢様の元へ「自分の屋敷内での殺人事件」の知らせが。彼女は執事とともに不可解な事件の謎に挑む!ってよくあるお嬢様探偵もので、執事が大活躍するんでしょ? と思って読み始めるじゃないですか。普通は。そしたら、「ん? これは分かりやすすぎる推理小説だぞ」なんて読んでいる私たちも思っちゃうわけです。それが正しいのです。でもね、違うんです。作者の秋月さんの言葉を借りると「全て最初から仕組まれている」んです。何がって? 読んでみれば分かりますよ。
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