残された者にとっての祝福/絶望か

題名が全て。主人公が抗えぬ結末を迎えるところから物語が始まる。抗えぬ…で終わってしまえば数ある悲劇となるが乗り越えた先に見えてくるものがこの先に待っている。
ネタバレしないためにも多くは語らないが、主が助けた/助かったことで、守れた/守られたものを見ることは崇高な精神と悔恨や憐憫の対比を目にすることができる。
この作品に喝采を。