南風/lager への簡単な感想への応援コメント
lagerさん、まだ引き出しを開けるつもりかwww
こんな世界観は書ける気がしないんだけれども。
私の作品の中では葉桜が東寄りでしたよね。
作者からの返信
SFの一ジャンルとして確立してるので、えーきちさんが通ってこなかっただけかなと思いますー。通ってきていれば書けるはず。
えーきちさんの葉桜は北北東でしたね。
ただえーきちさんが北北西で満足されていないように、多分lagerさんも北北東では満足しないような気がします。
冷静に見ると、北北西も北北東も北向きですからね。エンタメ公募でも対応できるくらいには。
南風/lager への簡単な感想への応援コメント
測定ありがとうございます〜
くそー。この弾は西かー。
私も南はないと思ってて、北半球のどこかなんだとは思ってたんですけどね。
意地でも東と言わせたくなってきました(笑)
また別の引き出しを開ける必要がありそうです。
ただ、そうなるとカクヨムで投稿するのはちょっと躊躇われるので、今度は別のサイトからフィン感に応募するかもしれないです。その際には宜しくお願いします。
作者からの返信
いや私は測定の専門家ではないですぞ。ミスることもあります。
西ですねー。SFとして馴染み良かったので、「あ、皆はそういう反応をするんだ」とむしろ驚いた感じでした。エンタメ性は確かに抑えめなのですがエンタメに半歩は乗ってる認識だったので。特に本作のような作品は。
東、東、東ー。
西同様、東も歴史はちゃんとある方角なので、lagerさんなら読んできた作品のなかから見つけられると思いますよ。
カクヨムで投稿するのが躊躇われる、私はそんなことはないのですが躊躇うlagerさんの気持ちはわかります。
ジャンルの引き出しが多いのは反応が良いですが、方角の引き出しが多いのは反応が悪いですからね。界隈に属しているなら、そこは懸念になるでしょうね。
フィン感応募待ってます!
南風/えーきち への簡単な感想への応援コメント
こんばんわ! 水木レナです。
えーきちさんのバックボーンが物語にきれいさを求めている気がします。
ヒロインの生き方はぐちゃぐちゃなのに、男のきれいさがその乱雑っぷりを整頓して物語を俯瞰してるようでもあり。
男の、きれいさとヒロインへの無知とが作品の方向性を北へ向けていますが、ヒロイン一人ではこの物語は物語の形をとれなかったと思います。
えーきちさんは、キャラクターの背負う闇に対して、昇華するつもりがないのだと思います。
つまり、ご自分の闇に決着がついていないのだと思いますよ。
昏いまま、静かに沈めておきたいのだと思います。
救いは求めていない、でも救いはあったのかもしれない。
そんな形であいまいになさったのだと思います。
でも西に慣れてないからそうなるのだと思います。
いずれ爆発するでしょうね。
ヒロインが鎮めてきたものを、見つめてきたものを、感じてきたものを、再び見つめなおそうとしたならば。
ならないはずがないと思っています。
作者からの返信
確かに視点者が「女」で、えーきちさんが「女」の視界を上手く表現できたら、本作は全然違う方角を指しただろうと思います。
ただそれはけっこう難易度が高いので、「男」を視点者にするのは無難な選択かなあという気はしてます。北北西なりにきっちり西を見せつつまとまっていますしね。
南風/えーきち への簡単な感想への応援コメント
ありがとうございます!
そうなんですよね。書いたときは『これは前の北北西よりも更に西寄りを意識して西になったはず』と思っていたんですけど、数日経ったら『あれ? これってやっぱり北寄りじゃね?』なんて思ってきた次第です。
やっぱりかー。
そうなんですよねー。
理由があるところなんかは全部見透かされているなぁと思いました。
その理由が『理解を超える』ところに持って行きたかったのになぁ。
とした場合は、やっぱり理由は出してしまった方がいいのかもと思いながら、相変わらずそこまで思い切れていない自分がいますね。
作者からの返信
ツイッターでも書きましたが、行動動機に納得感がないのは北向きでは駄目ですからね。その書き方が本作にも出ちゃったのかもしれませんね。
理解を超える、共感できない行動動機というのは西向きではままありますが、大事なのはそういう行動動機を示されたうえで「だがそれが良い!」と思えるかどうかですね。
多分えーきちさん的には「西を書く」ことがリフレッシュ的な意味で価値があるのだろうと思うので、今後もリフレッシュとして活用してくださればと思います。
フィンディルさん
感想ありがとうございました!
方角、宣言通りの真北で良かったです。
あまり完全エンタメ系!と決めてから書き出す経験がなかったので、出るまでドキドキでしたがフィンディルさんも、読んでくださった方も真北認定していただけたので一安心です。
ご指摘の点も、描写をもう少し盛り足した方が分かりやすかったかな。と言われてから気付きました。
今回企画に参加させていただいて、自分の短所長所、これからの作品に生かすべき点が多く見つけられました。この企画に参加させていただけたおかげで、少しですが成長できた気がします。
本当に本当にありがとうございます!
また次開催する時もぜひ参加させていただきたいです。
フィンディルの感想の方にも、自信が付いたら参加させていただきます!
まとめて書こうと思ったのですが、長々となってしまいました。最後に重ねてになりますが、本当にありがとうございました。
作者からの返信
本企画に参加したことが、百度さんにとってプラスになったのなら幸いです!
次回を開くのかはまだわかりませんが、すでにご予約一名ということで心強いです!
こちらこそありがとうございました!
想定される質問への応援コメント
お世話になってます。
すみません。期限に間に合わなかったんですが、一作書いてみました。
https://kakuyomu.jp/works/16817139554852590714
宜しければ方角を見て頂けると嬉しいです。
作者からの返信
lagerさん応募ありがとうございます!
わぁちょっとだけ間に合いませんでしたね!
順番としてはやや後になりますが、読みますねー。また感想も書いて、他作品と同じように記事にしておきます。
他参加者からの感想は少なくなってしまうかもしれませんが、一応ツイッターで紹介しておきました!
「方角を見て頂けると嬉しい」が測量系の専門家か何かみたいで好きです。
想定される質問への応援コメント
フィンディル様
こんにちは。高村芳です。
フィンディル様の企画なので応募したいと思い書いたのですが、
文学的表現上での性描写のある作品になってしまいました。
(念のため、セルフレイティングも設定しております。)
応募させていただくことは可能でしょうか?
NGということであれば、企画に応募せず作品投稿しようと考えております。
作者からの返信
おお、方角企画のために書き下ろしていただいてありがとうございます!
要レーティング描写について、企画概要では言及していませんが、概ね「カクヨムに載せられるならOK」とします。カクヨムに載せられるなら方角企画への応募もOKですし、その逆も然りですね。
仮に投稿後、カクヨム運営から公開停止された場合は、同時に方角企画への応募も取り消される感じですね。
こんな感じで大丈夫でしょうか。
北海道産ムラサキ雲丹/山口静花 への簡単な感想への応援コメント
ご感想ありがとうございます。山口静花です。
そうかあー!西北西かあ、正直物語性があるわけでもないし、どの方角に分類されるのかな、とわくわく半分、不安半分で待っていたところでした。
本作はフィンディルさんの仰る通り「鮨の描写をしたい、食レポ描写をしたい」を出発点にした作品です。
そこにわたしなりの「粋な振る舞い、あるいは飲み方」を探求したような作品になっています。
応急処置の夜、というのが実によく言い得ているな、と大変感動いたしました。確かに、この主人公はあくまで応急処置的に、その鮨屋に赴いています。
食レポの分業感は言われてみて、ほえーと納得しました。確かに、確かにそうだ!わたしの感覚としてはレンズの焦点を合わせるようなもので、鮨の描写と、主人公の言動に、交差点がないんですよね。なかったんです。よくよく考えてみたらそこを掛け合わせればもっとより良くなったのかも、と可能性を見ることができですごくありがたい指摘でした。
同時に「食レポ描写は真っ当に美しくて真っ当に美味しそう」と言っていただけたことがすごくうれしかった。それが伝わったのなら十分だとすら思うくらいに。
とても面白い企画をありがとうございました!
まだまだ期間もありますし伸びてほしいですね〜
他の方の作品も読みに行ってみます!
作者からの返信
本作の西北西判断は、そんなに悩みませんでしたね。鮨描写のあり方で真西かな西北西かなという感じではありましたが、山口さんのベースの西っぷりが良く出ている作品だと思います。逆に東っぽさは一切なかったです。
食レポ描写って同じ味を描写するであっても、読者に「この食事、美味しそうだなあ」と思わせるか「この人、美味しいと感じてるんだろうなあ」と思わせるかであり方が全く変わってくるような気がします。
本作は前者だったのですが、私としては後者のほうが本作には合ってるんじゃないかなと思います。
「食レポ描写は真っ当に美しくて真っ当に美味しそう」でしたよ。そこはオレンジ11さんが感激されていたように、ウニとか美味しそうでした。
他の方の作品を読んでくださるの嬉しいです!
南十字に血を捧ぐ/佐古間 への簡単な感想への応援コメント
感想ありがとうございます。
個人的に懸念していた箇所をズバリご指摘いただいて、やはり伝わってしまうものだな、と感じました。
配分に関してはおっしゃる通りで、吸血病の説明パートは本来もっと削らなければならない部分でした。
情報の取捨選択が上手くできなかったのは技量の足りない部分だなと感じています。
『「ミモザの心情」ではなく「吸血病に罹った者の心情」』に関してですが、言い得て妙だと思っておりまして。
私個人としては「ミモザ」という個の感情を書くことを目標としましたが、作中「ミモザ」と言う個を出すことを極端に削っておりました(そのため、一人称ですが地の文での「私」「僕」等の主語を排除しており、「ミモザ」のセリフがありません)。
なので、おっしゃる通りこれは「ミモザ」でなくとも成立します。それ自体は「個」を削った時点で想定していた読み方なので、その通りかと存じます。
視点主の「個」を削った理由としては、「そうなったから」としか言いようがないのですが、最初に「ミモザの心情」を書くと据えたのならば、しっかりと「ミモザ」というキャラクターを作中で確立すべきでした。
その辺りで書きながらフラフラしてしまったので、中途半端になってしまったのだな、と感じました。
文化差に関してはその通りですね!
吸血病→吸血鬼、になります。本当は現代の吸血鬼的なミステリーにしようかと思ってたんですが、絶対に収まらないので止めました……これこそ余談ですね。
フィンディル様は軽い気持ちで、とおっしゃられていますが、ためになる部分ばかりで、改めて自分の苦手を見つめなおすことが出来ました。
頂いたお言葉を胸に精進したいと思います。
長々失礼いたしました。
作者からの返信
『「ミモザの心情」ではなく「吸血病に罹った者の心情」』については作品の方角を考えるときの見方なので、本作の品質が中途半端なのかについてまで言及したものではありません。
もちろん創作をするときに留意しておくと便利ですけど、ことさらに本作がどうであるというものではないので、そこまで反省するようなことではないと思います。
「本作は北北西だと思いますよ」と言いたいがために持ちだした話でした。面白い面白くないということではなく。
設定説明への文字数を費やし方については、詰められるところなのかなと思います。要は作者の脳内にある設定あれこれをどこまで作中で語るのか、ということですね。
ちょっと「良い感じに設定まとまったからプレゼンしよ」みたいな気持ちが透けてたように思います。
それが伏線なりギミックで活きてくるエンタメ真北なら必要な種蒔きなんですけど、西の香りある人物描写に焦点をあてるなら読者に疑問点ないくらいに説明できてたらそれでOKなので。そのあたりのバランス感覚なのかな、と思います。もっと西なら、説明ない疑問点を魅力に変換する趣もあるでしょうし。
感想ありがとうございます。
宣言通りの真北とのことで、ほっとしてます。
ツッコミでの西原くんのキャラブレ、これは確かに作りが甘いところでした。
普段の書き方のひとつで、まず勢いで書いてから徐々にキャラを固めて、固まってきたら戻って細部を調整する、というやり方をすることがあるんですが、今回は戻りの作業が足りなかったです。
西原くんはどちらかといえば、「内心はめちゃくちゃ女子を意識してるけど、行動がそう出力されなくて真面目な方向に動いてしまうので恋愛フラグを折りまくるタイプ」という方向性で固めていきたいキャラかなあと思います。
大魔王とハイタッチのくだり、ほめてもらえてうれしいです。
あの緩急のつけ方は、私もいい感じにまとまったと思います。
指摘事項をうまく自分でなじませて、全体の完成度を引き上げていきたいと思ういい感想をいただけたと感じます。
企画開催も含めて、本当にありがとうございました。
作者からの返信
「戻りの作業」は、純粋なボケツッコミから冴えを落とすことになるので、切ない作業ではあるんですよね。冴えを落としたくない気持ちと戦わないといけない。
ただ漫才と違ってコメディは、フレーズの冴え以外にもキャラクター性で面白さを打ち出せるのが長所なので、それはそれで表現できる面白さがあると思います。
「内心はめちゃくちゃ女子を意識してるけど、行動がそう出力されなくて真面目な方向に動いてしまうので恋愛フラグを折りまくるタイプ」というのはアリだと思います。
ボケに対して本意気でツッコミをするのも真面目さの発露といえますし。そういう観点から場や関係性にそぐわないツッコミを入れるのはアリだと思います。
ただコメデイとしては濃いめのキャラ付けといえるでしょうし、「作者のスタンドプレー」と「濃いめのキャラ付け」の区別は必要になるでしょうから、地の文のフォローなども交えて表現していくのが無難かなと思います。
東方・カピバラリーゼント/水木レナ への簡単な感想への応援コメント
こんばんは! 水木レナです。
WEB占いをすると、「人の話は要点しか聞かない」と評されてしまう、おうし座O型長女です。
終わりがすべてを決定すると信じ込んでいましたので真西、としました。
確かにラストは西だったんだ、とわかってよかったです。
終盤に向けては北向きのプロットを作ったので北でしたが、ラストはここをこうすれば自分の好みの展開になる、と思ってしまったんですよね。
コメディ的に映える場面を、細部の文章で作り出すんですね。
文か。
今のままでは映えないということですね。
わかりました。
ちょっと悩んでから、今回の失敗は忘れます。
別のものを書きたくなるかもしれないから、、、
ありがとうございますv
作者からの返信
逆に言えば、たった100文字でも締めであることで作品の方角に影響を与えうるということでもありますね。これが中盤なら方角決めではおよそ無視されるでしょうし。
終盤までは真北コメディで進んで、締めは西向きギャグにするのはメリハリが出るのでとても良い方法だと思います。方角こそ北北西ですけど、概ね良い品質だと思います。
梅雨の公園の東屋で/桜庭ミオ への簡単な感想への応援コメント
桜庭さんのお話には、すごく温かな優しさを感じました。フィンディルさんの仰るとおり、月乃のことをすごく大事にしている、というのは納得ですね。だからリアリティが感じられるんですね。
キャラの中身を深く掘り下げるっていうのは難しい。それをさらりとやってのける桜庭さんすごい……!
それぞれの方にそれぞれの強みがあって、やっぱり小説って面白いなぁ!
作者からの返信
私としては「優しさ」ではなく「優しくしたい意思」を感じました。この両者の差は、方角を変えうるものだと思います。
桜庭さんも似たようなことを仰ってますけど、キャラの中身を掘り下げたというより、自分を掘り下げたものがキャラになるって感じかもしれませんね。これが香ると本当に西が出てきますね。
それにしても、参加小説の応援コメントのみならず、私の感想の応援コメントまで!
ありがたい参加意欲! ありがとうございます!
編集済
梅雨の公園の東屋で/桜庭ミオ への簡単な感想への応援コメント
ありがとうございます。
確かにその通りだなと思うことが多くて、さすがフィンディルさんだなと思いました。
思春期の女の子を主人公にすると、どうしても自分に似てしまうのです。
深く掘り下げることができなかったのは、
文字数のこともありますが、
一番は、
わたしの心が弱いというか、人を嫌な気持ちにさせることが怖いのです。
できるだけ優しくしたい、読者さんを傷つけたくない、嫌な気持ちにさせたくないという気持ちが強いので、
と書きながら、相手がつらいとわたしもつらいので、
書けなかったことがあるのです。
この感想を何度か読ませていただき、わたしが恐れを乗り越えることができたら、もっと成長できるような気がしました。
感想をいただき、感謝しています!!
作者からの返信
なるほど、読者を傷つけたくない嫌な気持ちにさせたくない、ですか。あー、なるほど、これは西向きの発想だとかなり繊細な問題だと思います。
エンタメの北向きだと読者を傷つけないというのは、シンプルな配慮と気遣いなんですよね。遊具に角があると危ないから丸めましょう、レベルの問題です。作品が毛羽立たないようにディテールを整えましょう、みたいな。
それだけに整っていることが求められるんですけど。意識が低いだけだよね、サボっているだけだよね、と。
ただ西向きは、作品の核そのものが読者を傷つけたり嫌な気持ちにさせうる性質を持っていることが多いんですよね。ディテールではなく、核そのものに読者に嫌な思いをさせかねない性質がある。
なのでここを気にすると、そもそも深く書くことができなくなっちゃうんですよね。アクセル・ブレーキの問題になって、それがそのまま読み応えに直結してしまう。
なので西向きを書くときは、相手を嫌な気持ちにさせるかもしれない勇気が必要になってきて、ここも西向きを書くうえでの試練になってくると思います。
ただ傾向として私の雑感を述べますと、北向きで読者に嫌な気持ちにさせるのはただ嫌な気持ちになるだけなんですけど、西向きで読者に嫌な気持ちにさせるのは「面白い」「価値がある」の裏返しになりうるんですよね。傷つくことが価値になりうる。それくらい西は、人の心を刺しにくるので。
きちんと西向きが書けていれば、嫌な気持ちになることに価値があると読者は思ってもらいやすくなります。
それはディテールによる不快なのか核による不快なのか、そこに存在するであろう作者の思慮の差ということなのだろうと思います。
ですのでもし乗り越えることを志すならば、「読者を嫌な気持ちにさせる=駄目なこと」という認識から切り崩してみるといいのかなと思います。嫌な気持ちになるのが価値の作品だってあると思います。
もちろんそれは「どんな作品を書こうが作者の自由だ」という傲慢とは全然違います。むしろ正反対ですらある。繊細なバランス感覚で「不快」という感情を扱う必要があります。
私としては、他者を傷つけたくないという気持ちがあるからこそ、嫌な気持ちを価値として提供できうるんじゃないかなと思います。なので桜庭さんのその価値観は、とても素晴らしいことだと思います。怖いと思わないと勇気は奮えませんしね。西に向いてますよ。
是非克服してほしいと思います。
極北の頭/水木レナ への簡単な感想への応援コメント
水木さんの物語には、うまく説明できないのですが絵画的な面白さを感じます。文章で説明するんじゃあなくて、そのものを「ばーん!」と見せてくれてあとの解釈は見る人に委ねる。こういう潔さ、カッコよさみたいなのがすごいなぁと思いますね。
作者からの返信
本作については不条理ギャグの王道的な組み方をしているなあという印象を持っていますが、薮坂さんが感じられた水木作品への印象は、私も(おそらく)近いものを持っています。
これは「この方角の人・作品特有の性質」ではなくて「水木さん特有の性質」という印象を持っています。
そういう意味で私の知りあいのなかで水木さんは、「書こうと思って書けるものではない」のレベルが一人だけ飛びぬけていると思います。
本作は別ですけどね。むしろ本作は大人しいくらい。
スターダックスコーヒー 皆戸駅西口店/薮坂 への簡単な感想への応援コメント
まずは拙作をお読みいただきありがとうございます!
そして、真北かー!笑
やっぱり真北……笑
でもフィンディルさんの感想を読んで、やっぱりお見通しで凄い! と感じています。
「北西」を目指して書いた物語ですけど、西成分を意識するあまり、自分の中の西というのに囚われて、テクニックというかそういう「本質ではないところ」があらわになったのかな、と感じています。
仰るとおり、「書かないから! 書かないよ! ほんとに書かないからね!」ってところが完全に透けて見えてます。
ストーリーの根幹というか根の部分、これがまず「真北」なんだなぁと改めて思います。
決してテクニックが優れてる訳じゃあないですが、「ほらね書いてないでしょ、だから西成分を感じない?」っていう私の主張が見えてますね。見えてます。笑
この物語、最後は上島が答えを電話で言って、でもそれはハズレという終わり方でした。
それならただの真北だなと思って「言わない」終わり方を選択したのですが、そもそも物語の骨子が真北だったのですよね。納得です。
しかしながら、少しでもフィンディルさんに「北北西」かなと悩ませられたことは、自分の中で評価したいところです。
あと、真北なら上品で良い作品と仰って頂けたのは本当に嬉しいことです! ありがとうございます!
あともう一つ、星野は普通の女の子というのは、私もそのつもりで書いたのでそう言って頂けて嬉しいです。
理系と文系は「互いに素」みたいな関係だと思ってるんです。お互い「不思議な人だなぁ」と思ってるけど、同じカテゴリの人から見れば「普通の人」なんですよね。
星野は同カテゴリから見ても「ちょっとヘン」くらいに書いたつもりですけど、大きく見れば「普通の文系の人」。
だからお互い惹かれあう。これをコンセプトというか、恋愛ってそういうもんですよねってことが書きたかったので、そこを言って頂けて嬉しかったです。
今回も素晴らしい感想、ありがとうございました! そして、長々とすみませんでした!
作者からの返信
「ここまでは書くよ! ここまでは書くけど肝心のところは書かないよ! 考えてみて!」が強くなると、クイズっぽくなってくるんですよね。クイズと同じ構造になって。そうなるとやっぱり、北向きなんですよねえ。空白を赤ペンで囲ってる感が出てきて。
逆に言えばそこの見せ方を西向きに洗練させると、北西もありえる感じはしました。
確かに根幹から北の香りがするのでアレなんですけど、西を意識しすぎないようにしてみると北北西は全然あると思います。
星野さん、普通の人なんですよね。出題の解答群を見て「普通っ」と思ってしまったくらいで。ただそれを出題して楽しむのは、確かに「ちょっとヘン」なんですよね。そこには若さと好意があるということなんでしょうけど。
そこをもって「惹かれている」を表現しているのはとてもオシャレだと思いました。とても良かったです。
ただそこに関連して追加で指摘させてもらうなら、上島くんが豆かすが落ちる様を自分にたとえるくだりは、上島くんじゃなくて星野さんが言いそうなことだなと思いました。そこちょっと薮坂さんが出ているので、理系の上島くんらしさを意識してみるともっと良いかなと思います。
あるいは「なんて、まるで星野さんみたいだ。不思議不思議と思いながらも馴染んできてたのかな」とか思わせると、表現がもうひとひねりされるかなと思いました。
バルバルさんのは真北ですか!
なるほど確かにフィンディルさんの感想を読むとそう思えてきますね。
繋ぐストーリーありき、対句的というところが真北なんですねー。やっぱり勉強になります。
私はこの物語、北でありながら東成分を感じたのですけど、「東=実験的」というところで、この物語に隠されたギミック(彼の名前は何なのか?)というところに主眼を置いて読んでいました。
しかし確かに、仰るとおり真北でもあると思います。こういう「自分の視点との違い」っていうところが物語の面白いところですよね! なるほど納得です!
作者からの返信
ギミック=実験的=東向き、でもないんですよね。ギミック=実験的=東向きなら、どんでん返し作品のほとんどは東向きになってしまうので。
ギミックがあるとして、そのギミックの大衆・実験のバランスを見るのが大事かなと。有無ではなく性質。
本作だと「青年の名前は何なのか」を明かさずに(答えが隠されているかはともかく)読者に考えさせるギミックって、私としては大衆的だなって。なので方角を東に傾ける類のものには感じませんでした。
私の解釈ですけどね!
極北の頭/水木レナ への簡単な感想への応援コメント
こんばんは! 水木レナです。
個人的な解釈が一番うれしかったです。
タイトルの着想は北極星でした。
そしてTVでロシア軍のおいたが流れてました。
こいつら北の頭にふりまわされやがって、ぶっ放してやれ! と思ったのがきっかけでしたが、まず文章に起こす段階でゲラゲラ笑っていました。
自分のネタに笑ってしまうのはダメな芸人です。
芸人になりきれなかった水木でした。
ご感想をありがとうございます!
文章のわかりにくさ、ここは意識して直していきたいと思います。
この企画がおもしろいので、まだ書きたいと思っています。
作者からの返信
あ、北極星当たってたみたいで良かったです。ロシアはなるほど、です。
何作でも応募可能ですので、是非ぜひ!
スターダックスコーヒー 皆戸駅西口店/薮坂 への簡単な感想への応援コメント
なるほど真北か!と思いました。書かない部分への言及でなるほど、と。
作者からの返信
感想を読んでいただきありがとうございます!
私は真北の解釈でしたー。
西へ東へ/森山 満穂 への簡単な感想への応援コメント
読んでいただきありがとうございます。
基本設定はフィンデルさんの解釈どおりでおおむね合ってます(二人は親子ほど離れた年の想定ではなかったですが)。彼らの関係を明言せずに書いたことで、もしかしたら伝わっていない可能性もあるかもと不安だったのですが、フィンデルさんにはバッチリ伝わったようでほっとしました。
北北西ですかぁ、なるほど。投稿後、西南とタグ付けしたものの、読み返した時から自信を持てる文章や表現がないなぁと思っていたので、西要素は少ないかもしれないと薄々感じてはいました。(南も関係性をぼかしているし、理解されにくい特性を含んだものなので抽象的かなと思って選びました)
感想を拝読すると納得することばかりで、確かに北寄りだなぁと思いました。非現実的な設定はそれだけで大衆性がありますし、私も半分謎解き感覚に楽しんでもらえたらいいなと思って書いていた節があるので、完全に書いてる時から心はエンタメ向きでしたね(笑)なんとなく、読者を意識した時点で北なのかなぁと頂いた感想を読んで感じました。
他の方々から意見を頂いたり、作品を拝読したりしてさまざまなかたちで作品と向き合うことができて楽しかったですし、とても勉強になりました。素晴らしい企画を開いていただきありがとうございました。
作者からの返信
解釈、概ね合っていたようで良かったです。私も安心ですが、森山さんも安心かもしれませんね。
「わかりにくい」「理解されにくい」とだけ抜きだすと北と北以外って判別が難しいんですけど、作者が解説したときに「面白さがわかりやすいね」となるかどうかが判別の仕方としてあると思います。
作品だけを見ると非エンタメ的でも、作者が解説してみるとエンタメとしてわかりやすければ、それはおよそ北向きだと思います。それこそ謎解き感覚があると、北が強いかなと。
北以外は、作者が解説したとしても「興味深いことしてるね」と「あー表現したいことはわかったけど、それは面白いの?」という判断とで分かれがちなので。
作品単体ではわかりにくくても、ある程度読解力がある読者では解説レベルでのエンタメは見えますからね。
参加することでためになるならば良かったです!
個人的に森山さんが書かれる感想は、冷静で良い感想が多かったと思います。さすが北西書きだなと。