何かを抱えているであろう主人公の中身が世界観に反映されていく、濃厚な哀しさが表現されていてよかったです。
高台で見張っていた兵士が角笛の音色を響かせていく。 「敵軍襲来! 敵軍襲来! ここから北、約一キロメートル!」 広大な大地には防壁が設置されていて、遠…
不思議な世界観。甘酸っぱい恋愛を予想した次の瞬間には金魚や虫や花で溢れる世界。昨日話していた人や好きな人が花になって美しく咲いている。たぶん、主人公のような世界を作り出す人は割とたくさんいると思う。…続きを読む
人の深層意識は混沌としています。それに意味付けするのが人間です。しかし、永遠に続くものも又知っています。この物語は深層意識の物語でもありますね。
ある日、母親に踏み込んでほしくない心の部分を、土足で踏まれた。 そんな主人公が好きになったのは、ある一人のクラスメイトだった。このクラスメイトは全くイケていな男子だったが、そこもまた、好きだった…続きを読む
愛って聞くと、赤やピンクの色をイメージするかと思います。質感はツルツルだったりドロドロだったりするかもしれないですね。もちろん形はハート型。この作品は確かに愛というものを感じます。そして読み終わ…続きを読む
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