『愛』って何色だろうか、そんなことを考えてしまいました。

愛って聞くと、赤やピンクの色をイメージするかと思います。質感はツルツルだったりドロドロだったりするかもしれないですね。もちろん形はハート型。

この作品は確かに愛というものを感じます。そして読み終わったとき、こう思うでしょう──少なくとも私は思いました。愛の色は灰色かもしれない。愛の質感は朽ちた木のようかもしれない。愛の形状は無機質な立方体かもしれないと。それでも愛はあるのだと。

えー、こんなポエミーな感想を書いてしまいたくなるような、そんな素晴らしい作品でございました。(照れ隠しの捨て台詞)

狂気の世界観はホラーとしても楽しめます。みなさまも是非、ご一読くださいませ!

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