こまどちゃん(=主人公のあだ名)は背が高くてちょっと格好良さげな女子大生さんです。オカルト研なんてサークルに入っているけど、オカルトマニアではなさそう。ただ諸事情で幽霊とかには興味があるし、それなりに詳しいご様子です。
オカルト研のメンバーとお喋り……という導入部はほどほどに、そのメンバーと一緒に会いに行った「呪われ代行屋」で荊禍(いばらまさ)と出会ってからが物語の始まりです。こまどちゃんは何故かこの男に(家事のお手伝いとして)雇われることになるのですが……
この荊禍という男。怪異から助けてくれる相棒的なポジション……のように見えて、いやそれも間違っているわけではなさそうですが、同時に主人公を怖い目に遭わせる張本人でもあります。一緒にいると巻き込まれるというだけでなく、荊禍本人がどう考えても危険人物だという……。
そんな荊禍と主人公ちゃんが仲良く(?)なっていくお話のようです。これは先の展開にワクワクしてしまいます。
地の文多めですが、とても読みやすい文章です。スルスル読めます。霊の描写も不気味でかなり良いです。
おすすめです!