旅の果てはどうなるのか?


十兵衛は城を守れず仲間と共に切腹をしようと思った。
しかし、切腹の寸前、謎の存在に切腹を止められてしまう。
謎の存在は、死神、魔神、死者の王、冥王と人々から呼ばれ、死の律を司る者であった。
冥王と侍、二人の出会いによって物語が始まる。


十兵衛とハーデスの掛け合いが面白いです。
最初は殴り合いをするほどでしたが、十兵衛がハーデスを理解するほどになりました。
また、ハーデスの力は絶大。死の律であるからこそ、奇跡が行えます。
一章終盤の力は圧巻でした。


この作品は面白さが魔物との戦いから加速すると私は感じました。
物語のスピード感が増します。
そして、一章の終わりには二章が気になるような登場人物が一気に出てきます。


非常に丁寧な文章の物語で魅力的です。
是非読んでみてください!!







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