人を疑うこと。信じること。コメディでありながら考えさせられる作品です

59話まで読了。ある程度の区切りでしたのでレビューさせていただきます。

本作はタイトル通り、七回の嘘コクを受けた悲しき主人公と8回目の嘘コク(マジ)をした後輩の物語です。

後輩であるヒロインは実をいうと主人公の幼馴染みでありまして、子供の頃から主人公に憧れを持っていました。よって主人公にとって8回目の嘘コクはマジコクだったのですけれど、8回目ともなれば主人公に信じてもらうことなどできません。早々に嘘コクであると決めつけられてしまいます。

しかし、それこそが物語の根幹であり、コメディとしてストーリーが進行する原因になっています。その内容は割愛いたしますが、基本的に主人公とヒロインが今までの嘘コクをした相手に面白おかしく逆襲していくような感じ。(主にヒロインがですけれど)

ヒロインの個性は強く、物理的にも強いところが本当に面白いです。凍り付いた主人公の心を溶かしながら、問題を解決行く様は男らしくさえ思ってしまいます(笑)
読者はきっと彼女の言動にお腹を抱えながらも共感していくことでしょう。
この先はまだ分かりませんが、主人公と本当の恋人になれるよう期待してしまいます。

ラブコメ好きなら是非とも読んでいただきたい作品です。
お勧めです!

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