織田信長による異世界英雄譚。第六天魔王は異界でも独自の道を歩む

本作は織田信長という史実上の人物が登場する異世界ファンタジーです。
登場人物は馴染みのある名前から、オリジナルのキャラクターまで様々。主人公である信長は意図せず転生を果たしてしまうわけですが、彼が持つ力は異世界でも顕在だったようです。

タイトルにありますようにネクロマンサー。しかし、既存の枠に収まらないところは信長らしいといえます。破天荒であり、非常識。我が道を行く信長のキャラクター性を上手く生かしており、物語に厚みが出ているかと感じます。

詳しくは読んでみて欲しいのですけれど、思わぬ登場人物も現れたり、ストーリーの展開は予想がつかないものばかり。読者は自然と物語に入り込んでいくことでしょう。

是非ともお勧めしたい作品です。
貴方も信長のアナザーワールドを覗いてみませんか？