このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(2465文字)
作者様と、あるノートパソコンの出会いと別れのお話。人でなくても、ものとの出会いによってその人を支え、見守り、傍らで寄り添うようにいてくれる。そんな存在と共に過ごした作者様の心境が実に細やかに、そしてありのままに描かれております。それは読者自身にもあったであろう思いをぶわりと思い出させ、揺さぶらずにはいられない程です。この素敵なエッセイを読み終えた後に、それぞれが馳せる思い。これに大いに浸ってほしいと思います。
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