ありふれた出来事に思えるけど

こういう何気ない日常の中にありそうなドラマって、「あるだろな」と思うと同時に「あれ?そういえば、こんな実体験、私には無いぞ?」と思わされます。

日本以外の国の、コンビニとか小さな個人商店の店員さんには当たり前にある【隙】、それが日本ではどんどん無くなってきている事を思うと、この小説のようなドラマが日本では本当におとぎ話のようです。

「この主人公のような隙が当たり前にオッケーな国であって欲しいな、日本も」なんて事も思いました。

読後感も爽やかでとてもいいです。