彼女の心を鎮めたのは思い育てた華でした

 少年と少女、二人は幼い時から心惹かれ合い、それがこれから先も続くと思っていた。

 彼女を変えたのは、両親を殺されその復讐に燃える怒り。その怒りを胸に少女は旅立つ。少年は少女を止める術を知らなかった。いや、もしかしたら少女は帰るかもしれない。少年は愛する華と共に少女を待つことに。

 ダークファンタジーの世界観と少年と少女の恋する姿を描いた作品。ハラハラとする少女の変貌ぶりからのラストは素敵な展開です。