大切なものを見失った者の魂の慟哭

戦争で両親を亡くしたヒロインは憎悪と怨恨で幼いころから大切に育てていた愛を見失い、復讐のための殺戮の道をひた進みます。
それでも心のどこかに自分を愛してくれる人を捨て去り憎悪の道を歩む自分への嫌悪感をぬぐうことができず、彼女は試すかのように様々なものを主人公から奪い続ける彼女。
初めは片腕、次に片足、そして片目。
嫌な顔一つせず全て差し出す主人公を彼女は蔑み罵りながらも、内心ではは狂おしいまでの罪悪感に苛まれていたのでしょう。
英雄と称えられ、殺戮の日々を送る彼女が最後に辿り着いたところとは?