第2話 番外編(サクラ)
投稿サイトで見つけた小説が良かったので、♥️を付け、応援メッセージを書きました。
すると、♡マークが付いたのは、初めてだといい喜んでいる貴方からの返信がありました。
その返信が嬉しくなって、
その後も貴方の書く小説を読みました。
小説には、貴方の考え方や性格が滲み出ていて、私は貴方が好きになりました。
コメントでのやり取りも楽しくて
まるで恋人になったかのような気持ちでいました。
そのうち、貴方は今迄書かなかった恋愛小説を書くようになり、
私はその小説の中で、貴方とのデートを
楽しみ、幸せを噛み締めていました……
だけど、その後不安が頭をよぎるようになったのです。
貴方は、暴走してるかも……
ちょっと、待って!!
無理、無理、無理なんですけど~
私、そんな事は望んでいません!!
私が望んでいる事は、
じれったくて、もどかしく、どこか切ない
純愛ラブストーリー。
サヨナラも告げずに姿を消すことにしました。
誰にも見つけてもらえない maris @marimeron
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