北宋好きにはたまらない、あの人とかあの人とかあの人の意外なつながり

高俅といえば水滸伝の悪役として悪名高い人物ですが、その悪役の「意地」というところでまず心惹かれました。
加えてタグに居る「蘇軾」さん。蘇軾さん個人的に大好きなのですが、この二人なにか関係あるの……? と首を傾げながら読み始めたのですが。

一本筋の通った高俅さんが実にかっこいい。
そして描かれる、蘇軾さんとの意外な繫がり。だけにとどまらない色々な人々の繋がり。
北宋好き(ただし知識はごく浅い)としては「ここでこの人出てくるかー!!」と、何度も膝を打ちながら読ませていただきました。

タグに居る人々の中で「ウルツ・サハリ」さんだけ知らなかったのですが、最後にこの方が登場した時は、残酷な時代の流れにしんみりともさせていただきました。

北宋好きにはたまらない作品でした。
ありがとうございました!!

その他のおすすめレビュー

五色ひいらぎさんの他のおすすめレビュー127