「ご意見・ご感想」の話

 このエッセイに限らず、これまで私はファンレターに関する文章をいくつか書いてきた。そして今でも私は、ファンレターを書き続けている。

 しかし私の応援は、ファンレターだけではない。デジタルな応援もしている。公式サイトでよく見る「ご意見・ご感想」を活用し、推し活をするのだ。

 私には好きな女性グループがいて、テレビ等に彼女たちが出演する際にはチェックしている。本業のパフォーマンスが素晴らしいのはもちろん、とにかく何でもできて、どんなことも全力で取り組むかっこいい方々なのだ。

 例えば彼女たちの活躍をテレビで見た後、私はテレビ局の公式サイトの「ご意見・ご感想」を探す。そして番組の感想、主に推しの良かったところを用意されたメールフォームに記入して送るのだ。また「この番組に出て欲しい」「あの番組と相性が良いのでは?」などと思った場合は「ご意見・ご感想」で推薦文を送っている。

 そのグループは近ごろ、色々な場所で活躍するようになった。彼女たちの実力は、きっと私が思っているよりもすごいものなのだろう。それでも私は推し活を続けたい。どれだけ彼女たちが人気者になっても続けていきたい。推しにチャンスを与える力は、ファンである私たちも持っているからだ。

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ファンレターを書いて良かった話 卯野ましろ @unm46

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