『挧』は、毎週土曜日に最新話が投稿されます。
ホラージャンル作品を避けて生きてきたので、作品の良さを言葉で表現することができないと感じていましたけど……1年あまり読み進めた今なら、はっきりとおすすめできます。
優しすぎる感じもある少年・有栖川莉久は、怪異でドSの新谷夜弦と魂が一体になってしまいます。肉体としては莉久一人のみ、魂二人分から成るバディです。
二人の関係のおもしろさ、怪異の謎を突破するミステリ感。可愛かったり笑っちゃうし、切なさがじんと残ったり……。
どれも恐怖を引き立てる要素になっています。
こうゆうのだっけ? そうなんだ。
私がホラーを避けることはなくなりました。
こわいの無理! という方に特に読んで欲しい作品。
皆様におすすします。
ところで、
タイトルが読めないので調べました。
地名や姓名で使用されているものので(音読みで「ウ」、訓読みで「とち」)、意味や典拠不明の漢字です。「幽霊文字」と呼ばれることもあるそう。
結局どう読めばいいのか分からずですけど……ぴったりなタイトルです。
何の異能も特技もないが優しい心と勇気を持った少年、有栖川莉玖と凶悪な怪異である新谷先輩との怪異まみれの日々を描いた短編中心のストーリーです。
とても読みやすい文章ですらすら内容が入って来るうえに、短く区切られつつヒキもしっかりしているため続きが気になってどんどん読み進めてしまう魅力のある作品です!
出現する超常存在【怪異】もどこかの怪談に出て来そうなものばかり。どれも関われば命を失いかねない凶悪かつ危険な怪異に莉久くんと新谷先輩のタッグがどう挑むのかも大きな見どころです。
陰陽師を名乗る集団も現れ、今後どのように物語が進行していくのか目が離せません…!
ホラー物という事で身構えながら拝見させていただいておりましたが、ドキッ!ヒヤッ!ひゃあぁ!?
となりますが、バディおふたりのテンポのいいやり取りでスイスイ読み進めることが出来、アニメ化したら声優さんは……とか妄想してしまうほどでした。
時間の無い方にもすっと入ってくるわかりやすく、親しみやすい文章。
とっても面白い!(語彙力霧散)です!!
イメージなどもたくさん投稿されていて、おふたりの顔を思い浮かべながら見られるのもとっても素敵ですね。
謎が深まっていきますし、先が気になります!
これから先も楽しみな作品です!
更新楽しみにお待ちしております!
この作品の良さを伝えたい!
でも成るべく内容が重複しないようこちらのレビュー欄を一通り読むと!こんなに短期間にこれだけの愛されよう。コメントは讃辞の嵐。書きたい事が全て網羅されてました!
それだけ素敵な作品、という事で納得してしまいました。
故にこの作品の魅力については幾多の素晴らしい諸氏コメントを見て頂いた方が余程参考になると思うので是非そちらをご覧下さい。
でもここはレビュー欄。何かしらまだ語られてない魅力を伝えたい! という事で自分なりの感じた事も伝えます。
怪異などと聞くと、有名処では夏○友人帳とか○物語等を思い浮かべつつ読み始めたのですが、これがそれら著名大作と比しても劣らぬ魅力が有るのです!
主人公とバディーの魅力は特筆すべきところですが、『人外ちゃん達を心の底から愛しています』という作者様の触れ込み通り、オリジナルの怪異たちの起こす騒動には一捻りも二捻りも有り、次に何が来るかのワクワクでその賑わう応援コメントのやり取りがメチャクチャ楽しげで、思わずシャイな自分もコメントせずに居られなくなり……
これはここの読者なら絶対共感して頂ける超重要ポイントかと思います! 何と言うか人を楽しませようとしてくれてるその想いが作品全編とやり取りコメントに溢れているのです!
このYAKIJiKAワールドこそがその魅力の真骨頂。気付いた時にはその魅力と呪力?に取り込まれている事でしょう。
さあ、あなたも『挧』ワールドへようこそ!
ご近所と学園を舞台に繰り広げられる連作短編形式の怪異譚です。校舎などに絡む都市伝説風味の物語もあれば、旧時代由来の怨念ものもあって、それぞの短編はどれも仕掛けが凝っていてます。
各エピソードの締め方が秀逸で、思わぬ裏話が飛び出たり、仄かな謎を残りたりとバラエティに富み、達成感と満足感も味わうこともあれば、続きが気になることも稀ではありません。
対峙した怪異が後のストーリーに絡んで来るスタイルも、横糸と縦糸が編み込まれて展開に豊かな色を添え、派手な柄を浮かび上がらせます。
巻き込まれ型でありながら積極的に難事件に挑む主人公。そして、お洒落な美少年という一風変わった真性怪異の相棒。二人の相性はなぜか抜群で、幕間の軽妙洒脱な会話もまた面白い。
最も特徴的な部分は、次々に出没するデザイン性溢れる怪異です。意外な因縁と予想もできない動機。怪異に成り果てた理由もさることながら、潜む形態、災いや呪いの伝染方法も多様で、趣向が凝らされています。
バディで難題に立ち向かうという形式を取りながらも、他に類例がない独自の雰囲気でテンポ良く、ストーリーが紡がれます。これは最早、「新感覚」との表現さえ古く思わせる、作者の才気が溢れる新世代のホラーです。
突然世にも恐ろしい怪異に巻き込まれた少年、莉玖。
かろうじて怪異から身を守ることができた、と思いきや……
なんと、その怪異が自分から離れなくなってしまい、共に他の怪異解決に乗り出すことに??
話しやすそうだけどどこまでもミステリアスな怪異である先輩と、元気少年・莉玖との怪異解決バディの誕生です!
明快で楽しく可愛いキャラクターと、世にも恐ろしい怪異とのギャップが凄まじく、様々なツボを刺激されながらワクワク読み進められます。
一度解決した怪異を、後々便利アイテムのように他の怪異解決で使うという展開もアツいです。過去エピソードを踏まえた頭脳戦ですね!
身の毛もよだつホラーと、元気で可愛いキャラの活躍、両方をしっかり楽しみたい方はぜひこちらの作品へおいでください♬
主人公莉玖くんに取り憑いた怪異『新谷先輩』。
毒舌、ドSな新谷先輩に半分だけ取り憑かれた莉玖くんは、その後次々と怪異に襲われる羽目に!!
しかも新谷先輩は怪異を倒してその能力を取り込む異能持ち!
取り込んだ能力を駆使して次の怪異に挑むという短編連作形式で物語は構成されています。
基本的に一つ一つの怪異のお話は独立しているので読みやすく、読後感もスッキリ。
その上、出てくる怪異はオリジナルだというから驚きです!
まだ読んでいる途中ですが、怪異である新谷先輩を狙う『陰陽師』たちも出てきて物語はどんどん加速していきます!
ぜひとも読んでこの面白さを体感してほしいヾ(*’O’*)/
おすすめの作品です!!
私もホラーものが好きでよく拝読させていただくのですが、「漢字数文字だけのタイトル」というのをよく見ます。
そしてそういったタイトルの中身は「リアル重視のガチホラー」や「お硬めの描写からのシリアス路線」が多かったものです。
しかしこちらの作品はいい意味で裏切られました!
一言で「入り込みやすいライトなストーリー」!
笑いあり、おふざけあり、もふもふあり(?)、時にはちょっとシリアスもあり。
凄いなと思ったのは、出てくる怪異のオリジナリティさ。
怪異が生まれた曰く、バックストーリーがしっかり作り込まれており実在している話なのでは?と疑うレベルの完成度です。
多種多様な怪異に立ち向かう(巻き込まれている……いや、巻き込んで行くスタイル?)主人公と相棒の、軽快かつコミカルな活躍が魅力的です。
俺TUEEE!な主人公ではなく、力はなくビビリでお人好しで困っている人を見かけたら放っておけないタイプの少年が主人公です。
いつも知略を巡らし工夫して、怪異を滅していく姿はある種の爽快感を覚えるほどなのでぜひご一読あれ。
怖がりの主人公と、たくさんの人を虐殺した恐ろしい怪異の出会いで、最初はどうなることかと思われましたが、なんだかんだ、2人は良いコンビになっていきます。
怪異が関わる様々な事件を、人間と怪異の異色のコンビがどう解決していくのか、が魅力の物語です。
作者さんもあらすじに書かれていますが、オリジナルの怪異が出てくるのも、読んでいて楽しいです。
僕のおすすめは霧呼という怪異で、どんな怪異かは、ぜひ読んで確かめてくみてください。きっと好きになると思います。
まだ読んでいる途中なので、この先、主人公の2人にどんな困難が待ち受けているのか気になります。
ホラーが苦手な方も、この物語はおどろおどろしい内容ではありませんし、美少年も出てきますので、まずは1話読んでみてください。オススメです!
誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?こんなイタズラ。
想いのこもったイタズラはやがて呪詛と化し意思を持つ。
そんな都市伝説めいた存在、『怪異』。それがこの物語の敵であり、最大の味方であり。
『それ』は美少年に擬した存在となり、優しくお人好しな主人公の少年とバディを組みます。
人外への想いを綴る作者様が描き出す怪異たち、それを二人で解決する。
連続するオムニバス形式で描かれる奇譚。
その特徴的な異端の力とホラブルな怪奇現象、これらを読者の予想外を衝く方法で解決し、そして謎を積み上げます。
そして本作の最大の魅力。
その背筋を撫でるようなホラー成分をそのままに、読後感を爽やかにで上塗りする人好きのする主人公と可愛いペット怪異(狼⇒犬)、その両極端が違和感なく味わえる構成にあると見ました。
それぞれの話は長すぎずに、綺麗に筋がまとめられて読みやすく。
読み応えのあるホラーにしてクスリと笑って締められる本作、平穏に倦んだときに読んでみてはいかがでしょうか。
ホラー、ミステリ、ハラハラドキドキの怪異との追いかけっこ。そして「可愛い癒やし」
全てが詰まってます。
一話一話が、小気味良い長さで、すらすら読めちゃう。
面白いので、読んで満足して、また明日も読みにこよう、と思う物語なんです。良いリフレッシュとはこのことか。
素直で巻き込まれ型の主人公。主人公を振り回しつつ、人として尊重してくれる怪異の新谷先輩。
そして何より、癒やし要員の「霧呼」という素晴らしい人外ちゃんがいて、もう可愛さに私はメロメロです。
ええ、霧呼に会いにくるためだけに、この物語を訪れるのでも良いのではというくらい(笑)
普段ホラーを読まないそこのあなた、私はあなたの両肩を捕まえて「まあ読んでいきなさい!」と強く訴えたいです。
主人公の有栖川莉玖は怪異、【呪念の手記】新谷夜弦の呪いを解除しようとして……魂が繋がるという展開に。
そこから彼の日常は怪異中心となってしまいます。
お人よしだけど肝が据わっている莉玖君と、ドSでさり気ない優しさがある新谷先輩。
二人はまさに名コンビです。
時には怪異がやってきて、時には怪異に近づいて、次々と怪異事件を解決していきます。
そして怪異もポイントです。怖いから可愛いまで個性的な怪異がたくさんいます。
「どうしてその怪異になってしまったか」という背景も描かれており、改めて、怖いのは人の心だと気づかされます。
謎あり、笑いあり、怖さあり。とても面白いのでぜひ読んでみてください。
何処にでもいる普通の彼の平凡な日常は、とある出来事がきっかけで、怪異による因果だらけの日常へと変貌する。
15歳の少年・有栖川 莉玖と彼に憑りついた大怪異【呪念の手記】こと新谷夜弦のバディが現代の怪異に巻き込まれていくライトなミステリーホラー。
オリジナルの奇想天外な都市伝説の様な怪異達が次々と登場します。
バディを組む大怪異・新谷先輩の能力は相手を取り込んで能力の一部を使うという荒業。怪異を起こす人外を祓う日々の中、怪しげな陰陽師が密かに動くのかが鍵となりそうですが、どうなることやら……。
とかく怪異の原因を突き詰めていくと、やはり悲しい物語が待ち受けています。念が怨念に変わるのは、人が持つ感情に左右されるのかも知れません。妖や怪異よりも人間が一番恐ろしいのかも知れませんね。
タイトルの「挧」の意味する所とは何なのか?謎が多い、ミステリーホラー。
——ほら、貴方の後ろに、怪異の足音が聞こえる……。