Soul Reborn〜ソウル・リボーン〜

　17歳で命を落とした角山ミサキは棺桶の中で眠る自分の姿を見る事で死んだ事を実感した。そこへ現れるタキシードを着た細身の男、自らをアンノウンと名乗るその男は同時に己を〝死神〟なのだと伝えた。

「私の人生これで終わり？」
嘆いたミサキだったが死神の男に死因を伝えると、まだ生き返る事の出来る方法がある事を知る。

「他者からの殺害であれば生還出来るかもしれません。但しその為には条件がありマス、それでもやりますか？」

「何だってやってやるわ」
そう決意して男に聞いた条件は、想像を絶するものだった。

「人を10人殺めて下さい、そうすれば一度生還できる権利が与えられます。」
断れば死神となり、死者のアシストをする役割をする事になる。

受け入れれば生還
断れば死後の世界での新たな人生

選択出来…続きを読む