後書きと次作について

長い稚拙な連載を読んで頂き、ありがとうございます。


歴史物を書きたい、そう思ったのは、前連載の終盤を書いている最中の話でした。

実は、『国盗り物語』をベースにしたものと、『関ケ原合戦』をベースにしたもの、そしてこの『吉田郡山城』をベースにしたもの、三択でした。


なぜ『国盗り物語』や『関ケ原合戦』かというと、実は筆者の出身地が昔々で言う美濃の国でございまして……。

取材が比較的容易な場所だったからです。

関ケ原合戦を題材にしたものに関しては、なかなか苦労しましたけどね(;^_^A アセアセ……(自前の着物+馬乗り袴で松尾山まで登って当時の武者の気持ちを体験しましたがあれは和装で登る場所じゃないですね……)


では、なぜ『吉田郡山城』にしたのか?

実は筆者、とある事情で一時期東海から広島に月1~2度通っている時期がありました。その時、安芸高田へと行くこともありました。

元々歴史好き(特に戦国~江戸初期の毛利家好き)で、当時は取材の意図はありませんでした。

それが二年ほど続いておりまして……、コロナ禍でそれも打ち切られておりました。


それと、筆者は吉田郡山城に3度ほど登城したことがあります。

もちろん、こちらは洋装で。

本当に今は山ですが……、そこでもし戦国時代へとタイムスリップしたら?

そう思って、今回書いてみました。


ここまで長くなったのは、完全に予想外でした……。

着想1月、執筆開始2月、完結が10月……。

およそ8か月もの間、毎日読んでくださるがいて、本当に嬉しかったです。

トラブルで投稿できなかった日、取材で休載した日、仕事の都合で遅延した日もありました。

それなのに、読んで頂けるだけで本当に、本当に!嬉しいのです。


8か月分の、いや、900万回のありがとうを贈らせてください!

なぜ900万回か?というのは……、ふふふ、8は末広がりで縁起がいい反面、ある意味で避けたかったのですよ……。書いている気持ちに『嘘』はありませんから



さて、次回予告でございますが。


10/27の22:00に新作連載公開の予定で準備を進めております。

タイトルは候補三つで悩んでいて今は未定ですが、ある連載の正式続編という位置づけをしております。

もちろん、前作を読んで頂かなくても楽しめる内容にしたいと鋭意構想・制作中です。


10/24は短編を投稿できればな、と考えています。


10/25.26は取材へと関東へ向かいますが、何分私の使用しているノートPCがやや大型で物理的に重たく、長時間の持ち歩きができない為、休載か短編を書けるかどうか、という位置づけです。


さてさて、最後になりますが。


ここまで完走及びお読みいただき、誠に誠に!

ありがとうございました!

これにて、フィナーレでございます。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

歴史冒険記~毛利史回顧録~ 金森 怜香 @asutai1119

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ