概要
ピュアな願いは儚いのです
雪子の心は閉ざされたまま。
愛する男を想い、結晶のような氷の粒たちに。
二人の記憶を刻んでいた。
まぼろしでもいい。
幸せな瞬間が蘇るのなら。
喜んで、この身を、この心を。
捧げよう。
八年間。
雪子は願っていたのでした。
愛する男を想い、結晶のような氷の粒たちに。
二人の記憶を刻んでいた。
まぼろしでもいい。
幸せな瞬間が蘇るのなら。
喜んで、この身を、この心を。
捧げよう。
八年間。
雪子は願っていたのでした。
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