第5話 もしかしてS?

七瀬先生とだんだん話せるようになり、

教えて欲しいと言えるようになった。

今日はまた英語。


「行ってきます!」

いつも通りの声で言った。


「こんばんは〜」

いつも通り先生達も返事をしてくれる。

(何か今日、教材多いな)

なんて思いながらも進める。

「先生分からない。」

そう言うと、七瀬先生は普通に教えてくれる。

今日は生徒が少なくて、

七瀬先生がつきっきりで教えてくれている。

横で私を見ている七瀬先生。

(見られながらだとやりにくいな、、)

心中でそう思うが、流石に言える訳もなく教材を進める。

すると七瀬先生が、「これ違う。」

そう言うと私は、「あれ、こう?」と聞いた。七瀬先生は、「そう。」と言った。

私は英語ができなすぎてこの会話の繰り返し。

そしてようやく最後の問題。

(うわ、最後の問題難しい。。)

そう思っていると七瀬先生が、

「この問題難しいかもね。」そう言った。

私は、「うーん。。」と言った。

そしたら七瀬先生が、

「この問題解けたら、沢山褒めてあげちゃう」

と言った。

・・・

(なっ、何!!?沢山褒めてあげちゃうって何!!?)

先生はニヤニヤしている。

(この人、絶対からかってる…!)


「あっ、解けた。解けたよ?」

私はそう言ってみた。

すると七瀬先生は、

「解けたの、?偉いね笑」

そう言ってくれた。

(なっ、それだけか…別に沢山じゃないじゃんかよー、、)

なんて思ってしまった。

(何を思ってんだ私は、笑 バカみたい。)

「先生、ありがと。」

そう言って、さっさと帰った。


_寝る前_

(七瀬先生って少しSっ気あるなぁ)

なんて思いながら、眠りについた。


…to be continued…

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