世界設定や主人公の身上に必要以上の説明がなく、淡々と物語が進みます。その筆致が、寄るところを喪失した主人公の心情とリンクしているようで、不思議な感覚になりました。独特な雰囲気を楽しんで頂ければと思います。
「むつぎめ つゆ」と読みます。よろしくお願いいたします。 別名義にて商業誌で連載させて頂いたりなどありますが、カクヨムデビューということで心機一転、新しい名…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(418文字)
素晴らしい文章で綴られる泣ける物語です。ぜひお読みください☆
どんより昏い機械の町。でも、なぜか…温かい。とても詩的な世界観のお話です。全てが明かされるわけではありません。けれども。情景の描写、台詞。抽象的なようでいて、どれもが的確です。確実に…続きを読む
雨の降り続ける街。そこにいるのはそれぞれの悲しみを抱えた人たち。この街でなら、周りを気にする必要はない。存分に泣けばいい。雨が悲しみを覆い隠してくれるから。誰にとっても、必要な場所。…続きを読む
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