先客がいて、生に引き戻された主人公。それが縁で、新たな出会いに繋がるとは。移ろいやすい、人の感情を見事に表現されています。良い作品です。ぐっとらっくヨキニハカラエじゃ。
ずっと読み専の私でしたが、2021年から執筆を始めました。 異世界もの、転生もの、恋愛ものを中心に執筆をしています。 まだまだ稚拙なところが目立ちますが、どう…
自殺するために、見定めたビルの屋上に上がった「私」。しかし、すでにそこには先客がいた。生と死が交差する一瞬間を色濃く描いた現代ドラマ短編。雪が降るほどの寒さと、主人公の諦観を含めた淡々とした語りが…続きを読む
生きていることは、「いいこと」。そして「死」は遠ざけるべきもの。なぜか誰もが、そうあるべきだと思っています。けれど、「生」が「いいこと」だという感覚は、「生」が持つ前向きな意味だけに焦点を当てられ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(230文字)
雪と死。幻想的な組み合わせのストーリーです。同題異話の作品です。お題にストレートな回答、いいです。重い話ながら、ハートウォーミングなラストでよかったです。
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