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  • 第22話 日常へへの応援コメント

    ごきげんよう、完結おめでとうございます、お疲れ様でした。
    そして、今日まで楽しませて頂きまして、本当にありがとうございました。

    クラリッサさん、イーノックさんを選んだのですね。
    ザカリーさんの呟いた言葉が、切なく哀しいですけれど、それでも愛する人を救えたことを誇りにして旅立った彼は、本当に素敵だと思います。
    ヴィクターさんも自分の得意技を存分に活かして大活躍でしたけれど、やっぱり独身を貫かれたのですね。
    それでも未来を創っていってくれる子供達を愛し、彼等の未来を明るくするための仕掛けを施すところも、本当に素敵です。彼の仕掛けは、何時だって人々を助け、未来へ繋いでくれるのですから。
    父を亡くし、色々な男性から愛されながらも、はっきりと意思を示しイーノックさんを選んだクラリッサさんもまた、やっぱり最後まで凛々しく在った女性でしたね。
    伝説になろうが聖人になろうが、六人揃って最後にクラリッサさんを迎えられなかったことが、けれど哀しくて悔しくて仕方ありません。
    けれど、残った人々がきっと、彼等の意思を無駄にせず、幸せに暮らしていてくれるだろうと信じさせてくれる素敵なエピローグ、本当にありがとうございました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、しのぶ様、完走ありがとうございます! 本当に嬉しいです! 

    何となく、幼馴染同士くっつくかなーって。キスしちゃいましたし。
    ザカリーさんは兵士だからやっぱり戦争に勝った負けたは気になるかなって。彼にとってはクラリッサを巡る戦いには負けたけれどクラリッサを守る戦いには勝てた、そんな誇りを持てるラストならいいな、と思ってこんな風にしました。
    ヴィクターは優しそうな青年なのでこういうラストもいいかなって思います。奨学金を作るあたりも彼らしい。
    六人は揃いませんでしたが、でもスモールクリークの中に魂は残ります。きっとその意思を誰かが受け継いで、次の世代にバトンが回っていく……はず。
    個人的には教会に刀が飾ってあるのが異国同士のマッチングって感じで好きです。ケンゾウの戦闘シーンは苦労して書いた分なかなか満足できましたし。

    しのぶ様、いつも丁寧に読んでくださって本当に嬉しいです。どちらにお住いか存じませんが拝みながら日々過ごしたいと思います(本当に! 冗談じゃないですよ!)。
    割とインスタントというか、浅い感性の僕が創作や小説を楽しめるようになったのもしのぶ様の丁寧な姿勢を見てからのことです。世界が色づいたみたいですごく嬉しいです。
    心より感謝を。よい日々をお過ごしくださいね。

  • 第21話 幼馴染への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、そうなんです。
    このシーンが見たかった。
    ありがとうございます。
    キャーキャー泣き喚き足手纏いになるだけのか弱い女性は西部では生きてはいけない、ちゃんとお父さまの仇を、自分の手で討ち取ったクラリッサさん、さすが、西部の荒くれ男達の魂を魅了しただけのことはありますね。
    優しく強く、そして凛々しい。
    最後は集弾力がモノを言いましたね。
    軽い銃、ですか。
    競技用とかならあるでしょうが、この時代だと口径を小さくして銃本体重量を下げるしかないでしょうから、確かにシングルアクションのリボルバーの早撃ちは厳しかったでしょう。アーロンさんは猟奇的ではあってもプロのガンマンではなかった、それが全て。
    でも、最後まで油断しないでくださいね、イーノックさん。

    作者からの返信

    ごきげんよう、このシーン気に入っていただけて嬉しいです!
    アーロンへのとどめはイーノックではなくクラリッサにしようとは思っていて、そこへの道筋を考えるのはなかなか大変でしたが熱いキスが解決しました。僕もこの回はお気に入りです。
    クラリッサにこういう魅力があるからこそ男たちが恋をしたんですよね。
    軽い銃=集弾力が低いの流れは一話目で「特注の銃」を出した辺りから考えていて、イーノックとの対決でも軽いが故に負けるという展開にしたかったんです。上手く機能していたならよかった! 
    詰めが甘かったイーノック、最後はクラリッサに救われました。物語はいよいよラストです。

  • 第20話 狙撃手への応援コメント

    ごきげんよう、ザカリーさん、大活躍ですね。
    しかも仕掛けられていた爆薬も利用しながら、大兵力をどんどん削ぎ落していく、イーノックさんの近接戦闘と掛け合わせれば、敵へのプレッシャーも相当ですよね。
    狙撃手が存在する、その脅威と恐怖は1個連隊の歩兵さえ足止めすると言われていますから、彼の存在は本当に大きいです。
    ガトリングが例え無事だったとしても、制圧大火力よりも1丁の狙撃銃の効果は大きいとも言えます。
    金でスモールクリークを売り飛ばしたジェフ、狙撃も出来る人だったんですね。
    狙撃手が確保したい火点は、敵にとっても魅力的ですもの。ザカリーさん、よく気付きました。
    それよりイーノックさん、敵陣への突入チームなのに傷を負ってしまいました。心配です。

    作者からの返信

    ごきげんよう、ザカリー活躍しましたね! 個人的にはウィルフレッドの次くらいに好きなキャラクターです。
    狙撃兵ながら「狙撃される重圧」を描いてみました。仲間が狙撃されている。どこから? というちょっとした謎解き。銃声がカギでした。
    ザカリーの存在は確かに大きいですね。特に町で戦っているガンマンからすればこちらの手の届かないところから攻撃されるので圧はすごいと思います。
    果たして敵の狙撃手はジェフでした。これで敵の二番手は倒した。
    さて、イーノックは最終戦の前にピンチです。うまくいくかな?

  • 第19話 手品師への応援コメント

    ごきげんよう、すごい、凄いじゃないですか! ヴィクターさん!
    様々な場所に仕掛けて、もう何人、いえ、何十人も敵を倒しましたよね。
    仲間の戦士たちだって、彼の手品に何度も助けられて。
    まるで、ゲリラ戦、いえ、某考古学教授の発掘した古代の王の墓のようなトラップの群れ。
    最後のピンチだって自分の手品で切り抜ける、そしてデリンジャーでキメる、友人の名誉をちゃんと尊重しながら。
    本当のハードボイルドというのは、ヴィクターさんのような方を言うのだな、と心より納得しました。ああ、素敵。クラリッサさん、この方、お勧めです!(?)
    登場人物が差し違えるパターンで哀しかったのですけれど、さあ、ここでターンが変わりましたね! 反撃ですね!

    作者からの返信

    ごきげんよう、反撃開始ですね! 
    ヴィクターが手品で勝つシーンは割と最初の頃から浮かんでいました。マジックで気を引いて仕留める。
    罠はフランクさんの案をヴィクターが工夫して、というようなイメージです。彼の活躍は大きいですね。サポートがうまい上に、実戦においても役に立つ。
    確かにおすすめかも……(笑)。
    作中には書けなかったんですが、本当はウィルフレッドと一緒に食事をしたりするシーンがあって、女に鼻の下を伸ばすウィルフレッドを笑うような場面も考えてはいたんです。二人はすごく仲良しだった。
    さていよいよ成果を上げた上に生き残った人間が出てきました。残りはザカリーとイーノック。二人はどう戦うか、お楽しみに。

  • 第18話 学者への応援コメント

    ごきげんよう、ヴィクターさんの手品、色々なところで大活躍ですね。
    でも今回の自爆攻撃はちょっと悲しかったですね。
    ウィルフレッドさんがバスケスさんを因縁の相手と憎むのは判りますけれど、道連れで爆発はやっぱり哀しかったです。
    ガトリング砲、だけどこのまま敵の手元に残していくのは危険ですものね。
    ああ、ユニークで頼もしい仲間達がどんどん減っていきます。
    終わった後、クラリッサさんが悲しむ顔が浮かぶようです。

    作者からの返信

    ごきげんよう、ヴィクターは有能ですね。気は弱そうだけどいい奴です。
    ウィルフレッドはヴィクターと親友だったので、こういうのも教えてもらえたのかな。
    派手に散っていくのはウィルフレッドらしくて、僕は彼の最期を忘れません(作者だろ)。
    ガトリング砲の攻略は今のところダイナマイトでぶっ飛ばすのが一番かなって。これでとりあえず脅威が一個減りましたしね。
    仲間がだんだん減っていきますが、やられっぱなしじゃありません。次回はいよいよ、反撃ターン?

  • 第17話 ブシへの応援コメント

    ごきげんよう、刀と銃を得物にしての、まるで映画のような、緊迫感とスピード感を感じさせる迫力の戦闘シーン、素晴らしい描写でした。呼吸を忘れてしまうほど。
    静かな世界での、暗殺集団との決闘、十二使徒という暗殺集団まで雇われていたのですね。ひとりひとりに番号が振られているところが、ひとつの罠でもあり、物語のフラグでもあったんですね、凄いテクニックだなぁと感心してしまいました。
    静寂の世界で、微かな物音と気配だけで黙々と、そして淡々と敵を屠るケンゾウさんのきっとニヒルなポーカーフェイスが目に浮かぶようでした。
    最後、クラリッサさんの笑顔と言葉、きっと彼の心を救い癒してくれたのだろう、それを胸に抱き締めながら倒れた彼の想いが、どうか無駄になりませんように。

    こういうストーリー構造で進んでいくのですね。
    哀しくて、悔しいですが、悪役側の残酷さと強大さを示すにはとても効果的ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、アクションシーン頑張りました! 結構難産でしたが、気に入ってもらえてよかった……! 
    ケンゾウは確かにポーカーフェイスかも、ですね。他のメンバーが(特にウィルフレッドが)表情豊かな分、ギャップが描けていれば嬉しいです。刀を用いた戦闘で銃に勝つには不意打ちか背後をとるかしかないので、音の世界観で描写してみました。気配を感じて忍び寄るような? 
    一人で十二人やっつけた彼は間違いなく英雄ですね。戦えない人たちを守ったのだし。しのぶ様に勇姿を見てもらえて彼も幸せかな。
    こんな風に「メンバー VS. 敵の誰か」という流れです。前回は「フランク VS. アンドレイ」、今回は「ケンゾウ VS. 十二使徒」。
    次回も楽しんでいただけたら幸いです。いつもありがとうございます。

  • 第16話 父親への応援コメント

    ごきげんよう、保安官助手のアンドレイがスパイだったんですね。ちょっとした彼の失言(とも言えない程の失言)から裏切りを察したとは、フランクさん、流石です。
    しかもクラリッサさんの監禁されていた建物内にまで罠を仕掛けていたとはヴィクターさんいい仕事しましたね。
    フランクさん、娘さんと感動の対面……、と思っていたら、なんてこと!
    アーロンに撃たれてしまうなんて。
    父親が他人を手にかける、それを見るなと親心を見せたフランクさんを、娘の前で殺すとは、ううん、悪を正に体現しているようです(物語としてみれば、お見事な悪役なのですけれど)。
    イーノックさんご指名ですが、もう一波乱も二波乱もありそうですね。
    どうぞ、フランクさんの仇をお願いします。

    作者からの返信

    ごきげんよう、しのぶ様今日も読んでいただき嬉しいです。
    フランクは経験豊富なので頭が切れる感じで。ヴィクターもいい仕事してくれていたでしょう。
    多分小学生の頃に『ゼルダの伝説』というゲームに親しんだからでしょうけど、囚われの姫の一歩手前で悪役に再びかっさらわれるという展開が結構好きなんですよ。フランクももう少しでしたが、最後に娘さんに会えたので……。
    アーロン悪役の王道進めていますか? いやー、ちょっとやりすぎな感じもしてるんですけど、これくらいやってくれた方がやっつけ甲斐もあるかなって(言い訳)。
    イーノックを指名しましたが、彼はアーロンを倒せるでしょうか……。

  • 第15話 宣戦布告への応援コメント

    ごきげんよう、(ちょっと似合いませんけど)ヒューッ! こいつは最高だぜ! 汚ねぇ花火はよおっ!

    派手で、そしてイーノックや街の皆さんの覚悟と決意を徹底的にアピールする、最高の宣戦布告でしたね!
    そうか、人数的な不利、装備の不利を初手から突き崩す、ダイナマイトの洗礼を浴びせる、本当にスカッとする戦いの幕開けです!
    これで何人減らせたのかは判りませんし、これでクラリッサさんのリスクが跳ね上がったとは思いますが、敵の火力頼りの兵法を、意外性のかたまりのメンバーで吹っ飛ばしてやってください!

    作者からの返信

    ごきげんよう、イピカイエーなしのぶ様も素敵! 

    数的不利を覆すには奇襲ですよね! ヴィクターの件こっそり(ってほどでもないか)仕込んでおきました。マジシャンとしてやってきた彼がローズクリークのあちこちに爆薬をしかけておいた、という感じ。
    今週はこちらも頑張って更新していきたいな、って思っていますので、引き続きお楽しみいただければ幸いです。

    派手な奴らが派手にぶっぱなすぜ!

  • 第14話 作戦への応援コメント

    ごきげんよう、クラリッサさん、本当に心配です。ご無事ならいいのだけれど、と言うか、ご無事を信じていますから、どうぞ皆さん、見事に救出してあげてください。
    クラリッサさんが人質、いえ、クラリッサさんじゃなくても、人質を盾に住民皆殺しを企んでいる輩ですから、作戦は必ず必要ですよね。
    それにしても、集まったメンバーがそれぞれ物語で与えられた個性を十二分に発揮した会話劇も楽しいですね。
    100対30、籠城戦は包囲側の兵力は5倍は必要、とはよく聞きますから、その点では安心なんでしょうけれど物資(特に火器、火力)が準備できるか心配です。そこから別動隊が人質救出に抜けるとなると、ううん、どんな作戦がとれるのかしら?

    作者からの返信

    ごきげんよう、実はクラリッサ関連は結構悩みまして……。ほら、アーロンの立場なら「町は皆殺しだしかわいい子見つけたしさっさと犯して孕ませてやれ(鬼畜)」とかしそうじゃないですか。アーロンって。でもそこに町民が「言うこと聞くから少し待ってくれ」を入れると「ちょっと様子を見るか」が発生すると思うんです。そんなわけで今回のお話。
    各人がそれぞれの背景を持っての会話劇、気に入ってもらえたら嬉しいです!
    しのぶ様お気づきかな……実は前回でイーノックたちの「準備」の一端が見えてはいるんですが……。僕こういう情報提示下手なんで分かりにくかったら本当に申し訳ありません。
    来週か再来週には完結したいところ……。
    頑張りますね!

  • 第13話 交渉への応援コメント

    ごきげんよう、ジェフさんも同じ穴の狢ですか……。
    封建的な領主と違い、富豪で土地持ちイコール金と権利という図式は新興の開拓国アンド内戦終結後らしい価値観ではあると思いますけれど、もう少し、自分の「持ち物」に対する愛着心というか執着心を持ってくれたらいいのですが。
    逆に言えばその土地の権利を持つ人間がそうだからこそ、街の住人達が自治独立、サバイバルのための闘争を選んだ、とも言えるのでしょうね(現代の某国の原型がここにあるような気もしますね)。
    とにかく、アーロンは悪い奴です!(単細胞)

    作者からの返信

    ごきげんよう、ジェフさんは小物というか、こういう人に金や地位を持たせたらダメだよなーって人の典型にしてみました。心の隙間があってそれを埋めるために金を使うけど、肝心な問題はそこじゃなくて……みたいな人。1人で広い空間に居られなかったり、自分のテリトリーから出たくなかったり、付き人がいないと精神的な均衡が保てなかったりというのは心の脆弱性が出てますよね。そして、武の道は大抵そうですが、そういう心の弱いところが表れてしまうんですよね。武器が銃になってもそういうところは変わらないと思います。
    アーロンはその点一貫して悪なので心は強そう。どうやって攻略するか……。

  • 第12話 六人目への応援コメント

    ごきげんよう、最後は保安官のフランクさんでしたか。
    この方も戦争の犠牲者ですよね。
    銃を撃てなくなった、それでもきっと、持ち前の知恵と度胸で街の治安を守ってきたのでしょうが、最後の最後で、最愛の娘さんを誘拐されてしまったという、皮肉。
    イーノックさんは彼を誘わなかったんですね。銃が撃てないこともさることながら、保安官としての立場を慮ったのかもしれませんね。
    確かに、これほどに個性的なメンバーが揃ったのなら、誰か纏め役は必要でしょうね。加えて軍隊を持つ敵に対する作戦は、軍隊を知る人でなければ。
    これで6人の男達が集まった訳ですね。どんな戦いを繰り広げようとするのか、楽しみです。でも願わくば、戦いが終わった後、この6人が誰一人欠けることなく地上に立ってくれていますように。
    クラリッサさん、本当に明るくて優しくてあっけらかんと爽やかな女性だったのでしょうね、天然の人誑し、というか。
    彼女が無事に助け出されたとしたら、それは彼女の持つ人柄のお陰、なんでしょうね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、最後はこの方。クラリッサのパパ。
    本作は僕の好きなタイプの寄せ集めでして、「致命的な欠陥がありながらも知恵と度胸で困難を乗り越えていくタイプ」に該当するキャラクターです。何となく、「銃が撃てない保安官」っていいキャラしてそうですよね。
    さすがしのぶ様だなぁ。イーノックがフランクを誘わなかったのはどう考えても死ぬし戦力にならないし、何より苦しむだろうから、なんですよね。書いていないところまで察してくださってさすがと言いますか、脱帽です。
    フランクのイメージは熊……なので、大柄な男が皆をまとめながら物を投げたり投げ縄したりするイメージでいてください。
    クラリッサさんは僕が高校時代好きだった女の子をモデルに考えました。妻ちゃんには内緒。でも青春時代に好きだった人って、何だかんだこういう創作に影響が出ますよね。
    さて、六人の命運やいかに。

  • 第11話 五人目への応援コメント

    ごきげんよう、おお、日本人風の方が登場するとは嬉しいサプライズですね。
    昔、日本人の少年が西部劇でガンマンになって戦うという漫画があったらしいですが、こちらは池波さんの小説の殺し屋風(同心の婿殿と飾り職人さんを足したよう)なんですね。
    しかもちょっとおまぬけそうな決闘の相手がウィルフレッドさんという、奇妙な因縁なところが面白くて素敵ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、渡辺謙のリメイク版『許されざる者』の影響でこういう人も出してみました。時代考証的には開国後すぐ大陸へ……というのはもしかしたらあり得ないんですけど、まぁフィクションですし、アメリカじゃありませんし。
    ウィルフレッドは何をしに決闘に出たのか自分で書いてても分からないんですが、あいつらしいかなぁと(笑)。
    戦いを経て六人それぞれの運命が決まっていきます。
    クラリッサと結ばれるのは……何となく分かっているかもしれませんが、六人それぞれがクラリッサに対して感情を持っています。モテる女は大変ですね。しのぶ様も、男性から人気がありそうで。
    本日は立て続けに更新しまして申し訳ありません。何だか筆が乗って書いてしまいました。ご無理のない範囲で楽しんでいただければ幸いです。

  • 第10話 四人目への応援コメント

    ごきげんよう、四人目は手先が早くて器用な方、ですね。
    色々と細工で敵の目を欺くのに素敵な技を見せてくれそうです。
    こちらの方も戦争で運命が変わったんですね。
    戦争という残酷で悲惨な社会現象ですが、陰もあれば陽もある、当然のことですけれどその行為の善悪は兎も角、自分の人生に正負それぞれの影響を与えるものですものね。
    ヴィクターさんは良くも悪くも、一般常識に沿って行動する、「小市民的」な思考を持っている様子、このような目線も必要ですね。
    いろんなスペシャリストが集まって来て、ワクワクしてきました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、スーパーヒーローが集まると一人はこういう常識人がいないとね、と思って出しました。マジシャンです。トリッキーな人っていいですよね! 
    戦争が人生に与える影響もそれぞれあります。そもそも一つの事象に対しての捉え方が人の数だけありますし、いいものもあるかなって。そういう意味で戦争の被害が少なさそうな人も出してみました。
    実はこのキャラクター、僕の弟がモデルなので書きやすいんです。弟はマジックではないですけど、同じような人前でするパフォーマンスをやっていまして。
    引き続き、楽しんでいただけたら幸いです。

  • 第9話 三人目への応援コメント

    ごきげんよう、あらあら、三人目のウィルフレッドさん、ちょっと傾向が斜め上の方ですね。クラリッサさんとのご縁はありながらも、そちらも他の方と違って心じゃなくて身体の方の様ですし。
    でも「正義」の集団に、このウィルフレッドさんのような「異質」が混じっているのは、いいですね。
    己の欲求の赴くまま、善も悪もない。
    自身はどちらかというと悪よりかもしれないけれど、悪を自覚していない、ただただ自分に正直。
    でもこの方も、戦争に運命を狂わされた被害者ではあるんですよね。

    そうか、こうやって、色々な方面のスペシャリストが集まってくるのですね。
    4人目の方も楽しみですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、個人的にはこのウィルフレッドみたいな訳分らん奴が一番好きなんです(笑)。西部劇というか、複数のヒーローが集まるような話だと一人はこういう人入れたくて。
    男性的な話になりますけど、女性との接点でどうしても肉体欲ってのは出てくると思うんですよね。ウィルフレッドはそういうところも素直です。全ての女性をそう見ているわけではないんですけど、女性と出会った時の本能的なインスピレーションを大事にするタイプ。
    各方面、ひとくせふたくせある人が集まります。六人で宿敵アーロンを討つ。そんな話です。
    お楽しみいただければ幸いです! 

  • 第8話 二人目への応援コメント

    ごきげんよう、ああ、素敵な進み方ですね、この展開。
    二人目、ザカリーさんはスナイパー。彼が言う通り、スナイパーは戦後、憎まれることが多いといいますよね、だからこそ、戦いの最中は地味に、目立たず、それは戦後も続く、その意味でも臆病者こそ向いている役割とも言えるでしょうね。
    本当に、東西戦争は様々な悲劇を生み落とし、その傷痕からは未だに血が流れ続けているのでしょうね。
    そんな彼等にとって、クラリッサさんの大きな愛がどれほど癒しになったのか、と思うと、これから集う三人目以降の人々のドラマが気になりますね。
    奥行きのある、広がりのあるバックボーンのしっかりした物語、本当に素敵ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、展開を喜んでもらえて嬉しいです! 
    六人それぞれに何かしらの特性を持たせたいと思っています。二人目はスナイパー。臆病者ですがやる時はやる男です。
    戦争というか、人が人を傷つける場面ってずっと心に傷跡を残すと思うんですよね。僕なんか昔やってた剣道ですら嫌な思い出がいくつかありますから。
    六人全員クラリッサで繋がります。ちょっとこじつけ感あるかもなぁ……心配ですが。こんな感じで集めていきます。個人的には三人目の人が推しです。

  • 第7話 一人目への応援コメント

    ごきげんよう、ジェンキンスさん、さすがバンカーですね、単純な損得だけでない利益の創出方法をちゃんと判ってらっしゃいます。
    そしてまた、街の人々もやっぱり、小市民と雖も採るべき正しい道が理解できていて、そして小市民だからこそ、明日をどうやって生き延びていくべきなのかを理解できている、ということなのでしょうね。
    フランクさんだけでなくイーノックさんもまた、戦争で心に傷を負っていたんですね。そんな彼の傷を癒してくれるのは、きっとクラリッサさん、そして善良な街の人々だったのかもしれませんね。
    さあ、立ち上がり、サバイバルのために戦うことは決まりました。
    後はそれを執行するリソース、人材ですね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、銀行家はやっぱり計算と先の見通しができないとですよね! ここだけのキャラですが好きなキャラの一人です。きっかけって、大事だし。
    市民たちの心意気も「ちょっと綺麗事すぎないか?」と心配だったのですが、受け入れてもらえて嬉しいです。ご都合的なところはあったかもしれませんが、ご愛嬌ということでお許しくださいな。
    さて、イーノックが「一人目」です。「Six Bullets」なので後「五人」。集まるあらくれどもにご期待ください。


  • 編集済

    第6話 誘拐への応援コメント

    ごきげんよう、ううん、アーロンは本当に悪の権化、というよりも悪のステレオタイプとして登場したキャラクターの様にも思えてきました。
    もしくは確証バイアス、というか。
    悪役が西部の無法地帯に現れた時、どのように振る舞い、街の人々はどう立ち向かうか、という思考実験的な感じかも。
    その意味で、この街の人々は、本当に善良で、だけど力(経済力、武力)もない、そして死を恐れる小市民で、だけどそれを見下すような悪を倒そうと立ち上がるまでの行程が綺麗になぞられている、そんな展開なのかしら、とも思えます。
    だからこそ、ドキドキハラハラしながらも安心して読み進められますし、ステレオタイプだからこそアーロンの人間としてあるだろう隠れた苦悩や過去を考えなくても済む、みたいな。
    その点ではクラリッサさんは見事に役割を果たしていて(でも気の毒だし、やっぱり心配でたまりません!)、これが立ち上がる為の第二段階なのだろう、と考えながら読んでいました(まるで、テレビで水戸黄門を楽しむように)。
    すいません、なんだか生意気なことを書いてしまって(もしもご不快なら削除しますので)。
    次回も楽しみにお待ちしていますね。

    作者からの返信

    ごきげんよう、アーロンは悪のステレオタイプです! 典型的というか、古典的というか、ちょっとそういう話を書いてみたかったので! 不快だなんてとんでもないです! いつも丁寧に読み取ってくださって感謝感激雨霰です。
    市民が悪に立ち向かう時は何となく「リベンジ」が主かなと思うのですが、本作はもうちょっと綺麗ごとっぽいかもです。そこがお気に召すか心配なところ。
    安心感のある展開って大事だと思うんです。王道って、やっぱり王道ですから。真ん中になるだけの理由があるし、安心して楽しんでもらえるのも作者としては嬉しいです。
    悪役に攫われたヒロインを助けに……というのがやりたかったことのひとつなので、クラリッサは見事に役を演じてくれました。
    今後も、ご期待ください。期待に応えられるよう、頑張ります。


  • 編集済

    第5話 目当てへの応援コメント

    ごきげんよう、なんと惨いことを。
    金鉱目当てなのは構いません(法に則っていれば)、けれど挨拶代わりにガトリング砲を撃ち込むなんて、これは単なる虐殺ですよね。金鉱目当てなんかじゃなく、快楽殺人じゃないのかと疑いたくなるほど。
    拳銃を撃てない保安官さんの下に生き残った人々が集い、戦う……、ことになるのでしょうか、何れにせよこのような無法には、あまり好きな言葉ではないのですが「正義」という言葉を使ってもいいでしょう、正義の鉄槌を。

    作者からの返信

    ごきげんよう、昨今は「悪役にも美学がある」ような話がウケるようですが、僕は何となくコテコテの勧善懲悪モノを書いてみたくなったので、こんな悪役に。残虐覇王ですね。生き残りにも拳銃撃ってるし。人の命どころか命そのものを何とも思ってないのでしょう。
    勧善懲悪モノを書きたい、という思いと共に、もうひとつやってみたいことがありまして、悪役に……おっと、あんまり言うとネタバレかな。
    「悪役に美学」の法則からは外すものを書きたいんですけど、でも何だかんだでアーロンにもこうなった理由があるような気もして、その辺り揺れ動く作者ですが、ガンマンたちの戦いを見守ってもらえれば。
    いつも読みに来てくださって感謝でいっぱいです。ありがとうございます。

  • 第4話 暴虐への応援コメント

    ごきげんよう、アーロンの遣り口がもう冷酷を通り越して、何かの儀式のような、もしくは事務手続きのような。彼にはお金と火力以外に信じるものはないのでしょう、そう思わせるような非道ぶりでした。
    ファニングショット、この時期はまだダブルアクションのリボルバーは開発されていないのですね。
    シングルアクションの名銃、中折れのコルトピースメイカーがデザイン的に素敵だったことを思い出しました(私、そんなところで素敵なんて言っていていいのか? ちょっと哀しくなりましたが、それでも素敵なデザインと思ってしまうのです)。

    作者からの返信

    ごきげんよう、アーロンはこういう奴です。魅力的な悪役になるといいな。他にも何人か出てきますので乞うご期待。
    本作は一応ダブルアクション開発前の時代設定です。ピースメイカーはデザイン、信頼性ともに抜群ですよね! 僕も美しいと思います。銃器にはどこか洗練された美学がありますよね。人の命を奪うからこの刹那の輝きが。性別問わず魅了するデザイン性があると思います。

  • 第3話 金持ちへの応援コメント

    ごきげんよう、なんだかお金を持っていることが、心の豊かさに繋がっていかないというのは、心が寒くなってしまいますね。
    東西戦争の原因が突き詰めればやっぱりお金の問題だ、というのが歴史的事実ならば、その世相自体が人々の心を荒んだものにしているのかもしれないな、と思えました。

    作者からの返信

    ごきげんよう、ジェフはお金があっても心が寂しいタイプですよね。
    東西戦争のモデルはアメリカの南北戦争なんですが、あんまり奴隷だとか人種の問題は本作らしくないかなぁと思ってお金がらみにしました。人種関係なく描きたい、という気持ちはあっても、何となく東洋人を出したくなっちゃってるんですけどね。

  • 第1話 殺した数への応援コメント

    ごきげんよう、新連載おめでとうございます。
    こちらにもお邪魔させて頂きました。
    西部劇、なんですね。
    昔テレビ映画で見た荒涼とした砂漠の中の小さな町が思い浮かびました。
    ゴールドラッシュで欲に目が眩んだ悪党に狙われたら本当に災難でしょうね。
    引き続き楽しませて頂こうと思います。

    作者からの返信

    ごきげんよう、こちらにもありがとうございます! 
    西部劇です。結月花さんが好きそうな設定を考えようと思ったんですが、ちょっと違う着地を見せそうな気もしてます。
    『荒野の七人』とか『3時10分決断の時』みたいな話が書けたらいいな、と思ってます。ストーリーの流れ何かは本当に『荒野の七人』になるかも。
    こちらは不定期更新ですので、お待たせすることもあるかもしれませんが、完結目指して頑張ります。
    何卒よろしくお願いします。