自分がまだ生まれてすらいない時代ですが雰囲気楽しめます
- ★★★ Excellent!!!
舞台は既に壊されている九龍城砦。行ったことのない身ですが(というか生まれた時点で無くなってましたし)、楽しんで読むことが出来ました。
裏の世界と表の世界、その境界が曖昧と言いますか。上手く表現出来ませんが、独特な雰囲気を醸し出しているように思えます。
そしてある青年が一人の相棒と出会うことで、少しずつ成長をしていきます。
だからこそ一般のミステリーとは違うものがあると感じてます。
この作品をより楽しむためには中国の文化や風習、舞台となっている九龍城砦を知っておくことでしょうか。あくまでも個人的な考えですので、参考程度にしてください。