読み手の皆さん、これ面白いですよ!文章、題材、テンポ、エントリー、全部良かった!武将ものでない歴史小説だから、注目されづらいかもだけど、北斎と栄を題材にしてるのは個人的にツボこれ伸びるかな
書き手、読み手、両方です。 多作品に触れたいため、ジャンル問わずレビュー返しもしますが、リアルの状況によっては遅れる事もありますので、ご了承くださいm(_ _…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(174文字)
箱めがねで水中をのぞくように、むかしの江戸の町の様子がくっきりと見えてきます。文章のキレがよいからでしょう。各所に散りばめられた江戸言葉(地口)も、おもしろい!北斎とお栄、父と娘の、ざ…続きを読む
90歳まで描きつづけてまだ死のまぎわに「あと十年、いや五年、描けたら本物の絵描きになれたのに」と残した「ほんもの」の絵かき・北斎。好敵手・馬琴と北斎の熱いやりとりの気持ちよさ北斎の代筆も…続きを読む
画狂い北斎と、その血を色濃く継いだ娘・お栄の日常。その異才ぶり、破天荒ながら画には真摯、画への執着は他の追随を許さず、、北斎の偉大な画業の秘密の一端が窺えます。語り口調は江戸っ子らしく諧謔に啖呵に…続きを読む
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