冬と春の境界線、でもキモチは溶けない

雪の日。
公園の東屋で会う、ちょっと特別で
偶然の邂逅が当たり前になって。
日常になってしまった、そんな風景。

それが全部、愛おしい。
雪の日の東屋って、それだけで絵になるけど、
特別な時間が生まれたとなれば。

淡々と。
雪が降るように
淡々と。
そして真っ白に紡がれる物語。

冬はいつか終わる。
雪は降り止んで。
溶けていって。

冬と春の境界線
でもキモチなら溶けない

何が溶けなかったのかは
読んで確かめて。

読んでる方が溶けちゃうから。