【完結】幼馴染み（♀）がプレイするＭＭＯＲＰＧはどうしてか異世界に影響を与えている

仮想世界を題材にするオリジナリティに溢れた物語です。

『これはゲームではなく現実だ』

あの名言を捩ってレビューを書かせてください。

幼なじみと出会ってゲームを始めたら、主人公だけ三百年後の世界。
しかも、幼なじみの偉業が反映されていく。

ですが、気づいてしまうのです。
主人公がプレイする世界はゲームではなく、この世界の人たちにとっては現実だと。

世界を救う覚悟をする場面はカッコイイ！！

胸が熱くなる王道ファンタジーとも言えるかもしれません。

とてもオススメです！
是非お読みください！！

他のみなさんも言ってることなのですがこの小説の設定が素晴らしいです。設定そのものだけでどこかの有名なゲームとかでも取り扱えそうなほど精巧でワクワクするものです！

超有名ゲーム「マリ◯カート」でも、試合終了まで逆走することしか出来なかった「超ゲームオンチ」の私。
あれ以来ゲームを楽しむことを諦めてしまったのですが、この小説を読んで「またやってみたいな」という気持ちがムクムクと膨らんで来ました。

幼馴染の可愛い女の子が楽しくゲームをすることで、異世界の状況がどんどん変わっていってしまう……ってさ……設定からして凄くないですか？
あらすじからワクワクしていましたが、期待を裏切らない面白さです。

等しいゲームと等しい仮想世界であると思ったが瞬く間に現実で転換された独特の設定のファンタジー小説です。

ゲームを基盤に作られた現実世界を行き交う独特の内容を扱っているファンタジーだからありがちな設定を扱うファンタジーに比べて需要が増加すると思います。

また、ゲームで発生することができる設定だけではない現実で発生することができる要素による変数までも含まれていると思うから読者の興味を刺激するに十分であると思っています。

謎の現象により、数年ぶりに再会した幼馴染（美少女）に誘われたて始めたMMORPG世界の三百年後の世界に行けるようになった主人公。ゲームの世界で勇者として活躍する幼馴染の影響で改変されていく世界の常識に翻弄されながらも、ギルドで出会った少女を口説いたりエルフのお姫様と一緒に戦ったり泥棒して盗賊になったり現実で幼馴染の家に深夜に凸ったりしながらゲームの世界を救う物語！

主人公諒太さんは先行プレイしていた幼なじみの夏美さんと同じ『運命のアルカナ』というVRMMOのゲームをプレイします。

不思議なことに夏美さんとチャットできるものの内容が違ったり、ゲームらしからぬリアルさがあったりなどと、諒太さんのゲームの世界は不思議です。

夏美さんの行動により変わっていく諒太さんのゲームの世界。夏美さんは滅茶苦茶楽しそうにゲームをするのですが、諒太さんは必死に生きます(>_<)

こんな形で幼馴染とプレイすることになるとは！一風変わったゲームの世界にびっくりすることでしょう！)^o^(

評者がこの作品の中で最も気に入っているのは、現実と異世界、両方の時系列が交錯するように物語が展開していく点です。

主人公はゲーム機を通してログインすることで、現実世界と異世界を自由に行き来できます。
ゲーム要素を色濃く反映したその異世界はどうやら、主人公の幼馴染が普通にゲームとして遊んでいるゲームサーバー世界の三百年後という「設定」らしく、幼馴染がゲーム内で起こした行動の結果が、その異世界に著しい影響を及ぼしていくことに主人公は気付くのです。
主人公の主観において、つい先ほど見聞きした話が、異世界で生活する人々にとっての三百年前の歴史として語られる不思議。
そんな舞台設定を用いてどのような…続きを読む

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