第15話:そして永遠に
「んはぁ、らめぇええぇぇっ!」
「いいのかな、いいのかな? とうとう僕も脱
ただでさえ体が熱いのに、触手にいけない所を
一体どう言う事よこれ、このままじゃ
「ここがいいのかいぃ~」
「いやぁ! 初めてはステキな人って決めてるのにぃ!! なんでこんな変態にぃっ、んぁっ!」
身体が勝手に反応してしまう。
ここままでは
―― 勇者よ、
この声は何処から?
あたしがそう思ったら呪いの
――
「とにかく
「さぁ、そろそろ僕も大人の階段上ろうかな? んっ?」
あたしの股間に力がみなぎる、そして真ん中に女の子には無い
「な、何だと!? まさかその可愛いなりで
「そんな訳無いでしょうに!! 呪いの
カッ!
あたしの穿いている呪いの
その勢いにゆるんだ触手を振り払いあたしはそれを
魔王は危険を感じ後ろを向いて逃げだす。
「
ずぶっ!
「ぐわぁあああぁあぁぁっ!」
逃げる魔王にあたしは股間から引き抜いた聖剣を突き刺すと、丁度お尻の辺でそれが見事に刺さる。
『「ダメぇ、お、お尻は初めてなのぉっ!!」』
魔王と疲れた女の声が重なり衣装が弾け、
すると聖剣と呪いの
―― ありがとう恨み晴らせた。ただ、挿し込むのなら女が良かったなぁ…… ――
「呪いが解けた!」
魔王を倒し呪いが解けてあたしは意気揚々と城へと戻るのだった。
◇ ◇ ◇
「勇者ソミアよ、よくぞ魔王を倒してくれた。これは褒美だ」
「いや、王様それあたしのサイズより大きのだけど。と言うか褒美がそれってどう言う事よ?」
お城に戻って今大広間で王様にご褒美をもらうのだけど、なんで女ものの下着一式なの?
「良いのか? これはボンキュパーンになれる魔法の下着なのじゃが?」
「いただきます!!」
あたしは喜んでもらい受けるのだった。
* * *
「ふむ、これは間違いなく女勇者の呪われた下着じゃのぉ」
「な、なんで!? 魔王なんてもういないのになんでぇっ!?」
ばんっ!
「大変だぁ! 次の魔王が復活したぞっ!!」
あたしは神殿でものすごく大きなため息をつくのだった。
女勇者は男物の下着を穿くと最強です さいとう みさき @saitoumisaki
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