出でよ暗黒龍!じゃなくて、箱。

召喚魔法はおそらく全員がイメージする召喚魔法ではありません。
この作品の「作品情報」に書いてあるので読んでみましょう。なるほど、それも「召喚」だ、と納得できます。

面白いのは、その召喚魔法を使って主人公が何とか生き抜いていこうとする過程です。
薬の材料を召喚してお金を稼いだり、運送業に協力することで情報網を築いたり、よくもまあ思いつく物だと感心します。

しかもまだ物語は序盤。
世界の破滅を防ぐために、この魔法でどう立ち向かうのでしょう。
また同時期に異世界へと飛ばされた残り四人(だったかな?)とはいつ出会い、どういう関係になっていくのでしょうか。

現時点では主人公がなんとか自分の魔法を使って生き抜いていくという話が中心ですが、そもそもの目的がしっかりしていますから、軸のブレることのない壮大な物語になる予感がします。ついていくなら今のうちですよ!