灰色ノラ猫のボクは、いつもお腹を空かせて公園の遊具の中で寒さをしのいでいました。
ある日人間の親子の会話を聞きます。もうすぐクリスマスと言うのがやって来て、良い子にしていたらサンタさんからプレゼントがもらえるらしい。
僕も欲しいな。良い子になろう。
その日から、彼は一生懸命仲間に親切にしていきます。
でも、元々何も持っていなかった彼は、どんどん自分の身を削ることに……
健気さに泣きそうになりました。
本当の優しさって、こういう事を言うのだろうなと。
聖なる今宵、ボクの優しさがあなたにも届くはず!
是非、読んでみてください!