題名の通りの、信長の寂しさ

信長が人知れずに持っている、寂しさを基盤として、書かれております。大うつけと馬鹿にされ、なかなか認めて貰えない寂しさ、そして、母親に愛されなかった寂しさ。下克上の戦国時代の武将とは言え、一人の人間です。母親に愛されなかった自分を、天才肌だったとは思いますが、肯定する事が出来無かったのでは無いか。弟を暗殺する事で、母親とも精神的に決別をし、何か吹っ切れた物があったような気がします。その後、後々に冷血と言われるような、大虐殺にうでを染めてしまうのも、タガが外れてしまったような気がします。今後も期待しております

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さびしい信長

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