幼馴染好きで百合好きな僕は恋愛なんて興味がない

男なんて滅べばいい！　僕も含めて。
常識がなければ確実に捕まっていた百合中幸（ゆりなかこう）こと、僕には幼馴染が2人いる。
小さくて、いつも元気溌溂な矢追愛（やおいあい）
大きくて、クールだけど寂しがり屋の小泉純（こいずみじゅん）
大好きな幼馴染に囲まれて楽しく暮らしていた。

そんな、ある日。
愛と純がキスをする。
女子同士ならキスぐらいしても慌てることがない。
挨拶みたいなもの。
でも……僕は違った。
大好きな幼馴染達のキスを見て、百合に目覚める。
もっと、もっと、幼馴染達のピンク色の百合が見たい‼
愛と純を前にすると、そんな考えが頭の中にいっぱいになり、僕は自分を制御できなくなる。
このままでは、暴走して幼馴染達を傷つけてしまうから距離をおこう。
でも、その決断の所為で……



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