169 今年の事とご挨拶

 こんにちは。


 なんというか。大晦日になってしまいました。


 今年は私にとって激動の年でした。生活の根底が変わってしまうような……そんな事が簡単に起こるんだなぁと。

 まぁそれは、とある事情で生活パターンが変わってしまったという話なのですが、それはまたおいおい。


 それをおいおいと言ってしまうほど、今年の私は特別に思っている人との「別れ」が多かったのです。


 お一人は、ネットでほんの少しだけ交流が有った漫画家さん。

 きっと勘違いから始まった交流だったけれど、それでも私は彼の事を応援しようと思って単行本を買ったり情報を拡散したり……出来ることは少なかったのですが、いつも大変なお仕事をポジティブな力に変えて発信している方で大好きでした。

 私は彼のアカウントしかフォローしていなかったので、公の訃報を知るのが遅くなり、申し訳なかったなと……


 新しく始まった連載の一巻が発売という時期に、急にお倒れになって。

 新しいお話は、もしかしたら今の時代の流れから行ってアニメ化からのパズるんじゃないなぁ?という感覚があったので本当に残念です。

 (前作はハワイが舞台の良い子になる為に頑張る青い生物を主人公にした戦国漫画です)


 お二人目はこの方も漫画家さんで。

 言わずと知れたダークファンタジーの金字塔の作者です。

 ほんっっとうに私はこの物語が好きで、ぽやぽやしたファンタジーを書く人も一度は絶対にこれを読んだ方が良い!と思っている。

 少し前のテレビアニメだって、製作スタッフにお名前が有ったし、お仕事忙しすぎないのだろうか?と心配したりはしていたのだけれど(体調も一度崩されているし)

 いちファンが心配したって、どうする事も出来ないのだけれど、それでも絶対に替えがきかない天才。時々思い出してはお元気かなぁ……と。


 三人目は、もちろんひぃちゃん。

 本当に春から年末までが早かった。きっと、来年の4月にも同じことを言っているんだろう。一年が早かったと。

 

 まだ、彼女がこの世にいないなんて信じられない。

 ふらっと私とあーちゃんと三人のトークルームとかで話しかけてきそう。


 「食べたいおせちだけ作った!だて巻きと黒豆と紅白なますと……」とか。

 そしてパンも作ったりして、お重にパンの層があったりして。


 親でも友達でも恋人でも、失って本当に大切さが分かるというけれど、本当の話ですね。

 彼女の事を軽視していたつもりもないし、学生から繋がりで、一番頻繁に交流をしていた。大切な友達だと思っていた。

 でも、ここまで彼女の事が好きだったとは……こんなにも彼女を心の支えしている部分があったとは気が付いていなかった。

 いつお家に行ってもウエルカムで、なんでもいいね!とノッてくれて、真剣な話は誰よりも真剣に考えて、そして思いを伝えてくれて。


 だっていつでもポジティブに行動的なんです。

 彼女が引越し先って、関西二大観光地から外れてしまっているばっかりに、観光客がなかなか来ないところで。ただ引っ越しただけで、その土地を盛り上げたいからと言って、地元の事を勉強するために青年団のような集まり?ワークショップかな?に参加する事ってありますか?

 私だったら邪魔くさくて絶対にしない。

 そこに参加をして、その土地の人々の県民性を知って、良い観光資源がいっぱいあるに、売り込みが下手なところをどうにかしたい!と言って、とりあえず私やあーちゃんに熱く語ってくれたり。

 私はひぃちゃんが説明してくれなかったら、知らなかったお祭りの事とか、有名な公園の事とか知らなかった。隣県なのに。


 ……本当に彼女の事を語りだしたら終わりが無い。

 外国の一人旅でわざわざ自ら詐欺にかかり行く好奇心と度胸!そんな持ち主、私はこの先も絶対他に知り合わないから!

 

 時が戻ってくれるなら、一緒に南十字星を見に行きたい。


 そして結局私は今年は石垣へはいけなかった。

 島が違うとは思っていても、基地からの入国者の問題などを知って足を向けることができなかった。

 しかも年末年始は、基地の外だけじゃなくて、年越しを東京や観光地で過ごすといって普通に外に出ているらしいし……

 感覚が違いすぎる……っていうかザル過ぎる……

 政治的なことは書きたくないですが、喉元にナイフを突き立てられて、そういう部分をおんぶさせられているあの県は本当に辛いと思います……

 「そうは言っても経済が」の理論一返答で反論する人は、平和な土地で暮らしているから、色々知らないだけなのです。

 当事者になって、歴史を知らないといけない。


 あー、なんか話がそれたな。


 私はその県の県人会の新年会などにもお邪魔させていただく事があるのですが、今年はもちろん中止でした。

 来年はどうかなぁ。

 今年はどうにか冬の同人誌即売会はやったみたいですが、このまま、みんなが気を付けていればどんなイベントでも開催できる、来年はそんな年になってほしいものです。


 そうそう。今年と言えば、私は小説を書く事を再開しました。


 これも私にとってはとても大きな事。

 これによって知り合った方も良し、出会いというのは大切ですね。


 今は二次創作ばかりどっぷり書いていますが、今までやっていなかった物語の展開や、一人称の短編や、コメディーにシリアスなど、色んなお話を書いてみることが簡単なので、これはこれで文章を書くための底上げになっていると思います。

 この10日くらい、ずっと新作をアップし続けましたからね……

 自分の思考の傾向や試してみたかったジャンル。本当に勉強になってします。

 ゼロから自分で作らなくても、そもそも面白い設定を用意してくれているので、手をつけやすいんでしょうね。


 これからもし、スランプだという人がいたら、一度死ぬほど二次創作をやってみたらいいよ、とアドバイスする事にします。

 ほんとこれ、効くと思います。



 という事で、このエッセイは一旦ここで閉じる事にします。

 トピックが多いと、読みにくいと思うので、新しく同じ題名のエッセイを作る事にするので、引きつづきお付き合いいただければ嬉しいです。


 今年は長々と私のあーでもないこーでもないの雑談に耳を傾けてくださり、心からありがとうございました。

 読んでくださる皆さんが心の支えでもありました。


 来年もまた、よろしくお願いいたします。

 皆様に訪れる新年が良い年になりますように。



 

 

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茶うさぎから白うさぎへの手紙 2021 メラニー @meraniy

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