Day30 はなむけ
勤め先の屋上にはいつも何かが供えられていた。誰が何のために? 先輩達に聞いても首を傾げるばかりだった。今も、見慣れないキャラクターストラップやらどんぐりやら並べてある。『見つけた』不意に耳元で囁かれた気がして、振り返った。ちゃり、とポケットで音がした。
【130字SS】穏やかな世界(Novelber 2021参加作品) 君野 新汰 @tabanga
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