利休の落ち着いた印象と当時の世を思う言葉が、切腹間近というシビアな場面と合わさり、素晴らしい印象を与えました。
小説家志望です、自分が思い描くストーリーを楽しんでいただけたら幸いです。独自の価値観・世界観を貫いて、執筆を続けていく予定です。どうかよろしくお願いします。
千利休の事を、過去を語る形式で描いた作品ですが、その書き方がとてもいいです。どこか醒めているようで、芯を持ち、侘び寂びを感じるがゆえに、曲げられない。秀吉との対立から、その後の立ち振舞など、…続きを読む
利休切腹は、未だに謎に包まれている。理由も諸説あり、真実は分からない。切腹を申し渡すために、利休のもとへ1人の使者が訪れる。その使者とは何者なのか。どんな会話をしたのか。歴史好きには、是非…続きを読む
「跫を読む」というテーマが独創的で面白い。会話中心の流れるような文体と、利休が憑依したかのような巧みな大坂言葉の駆使に、唸らされます。
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