利休の落ち着いた印象と当時の世を思う言葉が、切腹間近というシビアな場面と合わさり、素晴らしい印象を与えました。
小説家志望です、自分が思い描くストーリーを楽しんでいただけたら幸いです。独自の価値観・世界観を貫いて、執筆を続けていく予定です。どうかよろしくお願いします。
利休切腹の理由は今も謎であり様々な解釈がある。故に本作品のような話もあったやも知れぬ。当時、茶室という密室は密談にうってつけだったろう。利休は茶人であるがただの茶人ではない。秀吉と利休とい…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(223文字)
普通、死刑を言い渡されたら、他の人のことなんか気を回せないですよね。 このお話の中の囚人は、死刑執行人、通達人全てに最上の気配りを行います。美味しいお茶を点てるだけではなく、帰ってからも、何十…続きを読む
戦国時代の謎の一つ、千利休の切腹事件を解き明かしていく物語。綺麗にまとまった文章と、張り巡らされた伏線、それが最後に綺麗に回収されてるのは見事です。歴史と推理ものを合わせたような少し不思議な文章…続きを読む
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