笑い飛ばせる強さ

実体験に基づいた介護日記です。壮絶さが伝わる内容でしたが、軽妙なタッチ描かれているのが好印象。重くならず気軽に読み易いエッセイとなっています。

自分は祖父母両親が早々に他界していて、介護とは無縁の人生です。幼少期は「世の中、不公平だな」とスネたりしたものですが、こういった声を耳にする度「自分はラッキーな人生過ごしてるな」と感じます。

とはいえ、この先自分の介護が必要になった時。家族のことを考えると、決して他人事ではありません。

その時は互いに明るく振舞えて、笑い飛ばせればいいな。このエッセイのことを思い出しながら。