「俺、こんな小説が書きたかったんだよなぁ」って思わず独り言を言ってしまうくらい見事。よくできた話。好きです。
カクヨムで書いたり読んだりしてる人です。 短編をよく読みます(長編を読む時間がないため)。 お気軽にお声をおかけください。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(421文字)
怪異を蒐集する話にもかかわらず、このお話はとても現実的。怪異が大好きな詩織さんも実は怪異をどんどん紐解いて、実際はこうだったと結論に導く側。黄色いコートの女とか、学校にひっそり存在する、謎の祠など、…続きを読む
硬い文章がこの作品の空気感と合っていて思わず引き込まれました。だからこそ公募向けの作品なのかなと勝手ながら思いました。
言うなればホラーであり、ミステリーであり、ホラーである。主人公の城ヶ崎詩織が怪談話を解き明かす。毎回驚かされゾクっとする結末を楽しみに読み進めています。誰もいない静かな部屋で読むのがおすすめです。
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