怪談蒐集家 城ヶ崎詩織は夜に行く

肉級

小説の紹介

怪談の"謎解き"をテーマにした連作短編集です。

ミステリ寄りのホラーです。


ただし、ちゃんと怪異は出てきます。


基本的には、順番通り読んでいただくことを想定していますが、各章の話は独立しておりますので、気になるタイトルからお読みいただいて結構です。


第一部 -怪談殺し-


0章 プロローグ(1話)

何となくこの小説全体の文体や、雰囲気が知れるかと。読まなくても大丈夫です。


1章 怪談蒐集家(2話)

本作の主人公と彼女が経営するBARの紹介のようなもの。怪談は出てきません。文量は少なめです。


2章 雨女(3話〜6話)

雨にまつわる怪談をテーマにしています。

作品全体のテーマである、"怪談の謎解き"がどういったものなのか、理解できると思います。文量も少ないので、入りにはお勧めです。

1章の怪談蒐集家と場面が繋がっていますので、そちらから読むことをお勧めします。


3章 はっかく様(7話〜13話)

呪いをテーマにしています。

かなりミステリ要素の強い話となっています。推理物やミステリが好みという方にお勧めです。

個人的には、クトゥルフ神話TRPGのオープンシナリオをイメージしてお話を構成しました。


4章 積み木遊び(14〜20話)

日常に潜むちょっとした恐怖をテーマにしています。

こちらは、ホラー(というより、怪奇)要素が強めです。

ぞわぞわしたい方は是非。

あまり探索や調査という要素はありません。

今までで1番読者様の反応が大きかった章です。


5章 幸せの赤い糸(21〜29話)

幸せってなんだろう?がテーマです。

ちょっと重めの内容です。

鬱々とした気分になりたい方はおススメです。

「性描写あり」のタグは、この話のためにつけました。ただし、直接的な表現はありません。


6章 牛女

最終章前編です。

一番怖い怪談って何だろう?がテーマです。

"牛女"というタイトルは、実際にいる妖怪をモデルにしています。(詳しい人は、ピンと来るかも知れません。)


7章 怪談殺し

最終章後編です。

牛女の解決編のようなモノです。

なぜ、この第一部のタイトルが、"怪談殺し"なのかが明らかになります。


面白いと思っていただけましたら、評価いただけると、大変励みになります。

どんな形であれレビューもお待ちしております。泣いて喜びます。

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