人の心が読める。一見すると便利にも思えるその力が、まさかこんな恐怖へ繋がっていくとは――。日常の電車内から、少しずつ異質なものが入り込んでくる感覚に、完全に心をわしづかみにされました。特に、異形の存在がただ「見える」だけではなく、音や匂い、質感まで感じられるような描写がとても印象的です。「これはいったい何なんだ?」そう思いながら夢中で読み進め、最後までしっかり魅了されました。タイトルの『異形なる絵のモデル』も秀逸。ぜひ、何も知らずにこの奇妙な一編へ踏み込んでみてほしいです。
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