寂れた教会兼孤児院を再建奮闘記

異動命令を受けて訪れた場所は、目を疑うボロ教会。そこに併設された孤児院には、ひしめくように少年少女がギリギリの所で飢えをしのいでいた。
派遣先がこんな荒れ放題だと逃げ出したくなってもおかしくない。
でもシスター・アセリアは淡々と、状況を分析して一つひとつ、解決への道を模索している。
もう少し弱音や、心情を知りたいが、
アセリアの働きかけで子供たちとどう打ち解けていくのか、ノアとは絆を結べるのか、読み進めるのが楽しみ。