ふとしたワンシーンが繋がる5人の物語、そして6人目は──

作品のタグに「悩み」や「憂鬱」とありますが、個人的にはそれらに屈することなく最後まで奮闘する5人の雄姿を描いている作品、と受け取りました。

一つ一つの所作や情景が色濃く鮮明に描かれていて、5人それぞれの物語において、肌で感じるような深い追体験をすることができます。

立場や状況の違う5人に共通しているものは何なのか、その答えは最後まで読めばきっとわかると思います。

自分もばかものの一人として、この作品を通して得たものを忘れずに、奮闘していけたらと思います。

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