第13話 カクヨムネクスト。小説の売り方が変わっていくよ
久しぶりのエッセイです。
2024年2月20日カクヨムネクストが発表されました。
カクヨムで人気の方々が多く参加されています。
その中に何故か自分が……? どうしてでしょうね?
ちょっと前の話ですがカクヨムにおいて広告収入が得られるようになり、さらにギフトという読者の方から直接収益を得られるようになりました。
書籍化を諦め、書籍を出さない小説家を目指す自分には嬉しい事件でした。
ただ問題が1つ、ギフトを得るために限定近況ノートを作る必要に迫られる事になったのです。
どうしてこうなったのかはわかりません。
おそらく法的な事なのではないかと思います。
しかし、自分としては困った事になったのですよ。
「ネタがない!!!!!!」
有料で読める近況ノート。一体何を書いたら良いのだろう?
有料にしたい近況ネタが正直ない!
色々と悩み、最終的に暗黒騎士物語の外伝を書くことにしたわけです。
暗黒騎士物語を読み、ギフトを下さる方のためのおまけ小説。
限定近況ノートの方針をそうしました。
そうして、外伝を書いているうちに自分は思ってしまったのですよ。
「近況ノートは小説を書くのに向いていない!!!!!!!(でも挿絵は付けられる)」
まあ、そうでしょう。そもそも近況ノートは作者の近況を書くところであり、小説を書く場所ではない。
長編の外伝書いていたら、1話がどこにあるかわからなくなります。
そして、カクヨムネクストのお話が来たときにこう思ったのです。
「ここで外伝を書けないだろうか?」
こうして、カクヨムネクストで外伝を書く事にしたわけです。
個人的には全てのカクヨムで書く人の全員がそれぞれの話を近況ノートのように限定かどうかを選択出来たらよいなと思います。
そして、それが出来たら画期的じゃないかと思ったりもします。
書籍化以外の収益方法が増える事は自分にとっては嬉しいことだったりしますので……。
紙の書籍の売り上げが下がり、電子がそれを超えていく昨今。
小説家が収入を紙の書籍のみに頼るのは難しいと思います。
もちろん、書籍化出来たら良いですが……。
書籍化することでカクヨム外部の方に自身の小説を知ってもらう事ができるからです。まず知ってもらわなければ読まれる事はないのですから。
今後ますます小説の売り方も変わっていくのでしょう。
実際にカクヨムネクスト以外にもサブスクの小説はあったりします。
売り方が変わると、これまで売れないとされてきた小説が売れたりします。
現に長編小説は棚や在庫の問題から紙の書籍よりも、電子の方が相性が良いのではないでしょうか?
小説の売り方が増える事で多くの書き手の利益になったら良いなと思います。
それにしても、自分の場違い感が半端ないです……。
他の方の実績を見ると、かなりすごいです。
書籍化したのも1冊のみ、しかも打ち切り……。
カクヨムの公式コンテストに一度も参加せず、黙々と「暗黒騎士物語」だけを書く活動……。
まあ、でも折角お誘いがあり、引き受けた以上は自分なりに書いていくしかないでしょうね。
もし、戦力外通告受けてネクストの作家を辞める事になっても、ただ元に戻るだけです。
元々外伝は書く予定であり、シズフェの冒険に打ち切りはありません。
もし良かったら暗黒騎士物語外伝「戦乙女シズフェリアの冒険」をよろしくお願いします。
◆第6回ネット小説大賞を受賞した、書籍化作家(?)のエッセイ◆ 根崎タケル @nezaki-take6
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