ホラーとミステリーの融合です。ゆびきりの味付けが最高。鬼が怖いのではなく、そこに至る経緯こそが恐怖なのだ。
ずっと読み専の私でしたが、2021年から執筆を始めました。 異世界もの、転生もの、恋愛ものを中心に執筆をしています。 まだまだ稚拙なところが目立ちますが、どう…
舞台となった時代や街を知らなくても、木々の揺れる音や月の光の入り方まで伝わってくるような、美しい物語でした。鬼と化してしまっても、元からの内面的な美しさは残っていたのが救いでした。
読んでいて淡々と感じたのは、ガンッと強く心に残る鬼胎に似たモノでした。悠々として、流れるような言葉によって描かれる世界が、私をより一層怪談の世界に引き込んで、そしていつしかその世界の人々の心に刻ま…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(339文字)
最初に感じたのは、白。そして雪のような白の上にばら撒かれた赤色。生暖かいその色は愛を思わせる。悲しくも美しい、可憐な哀れみを感じます。純文学が好きな人は現代に現れたこのお話に感動するのではな…続きを読む
もっと見る