ホラーとミステリーの融合です。ゆびきりの味付けが最高。鬼が怖いのではなく、そこに至る経緯こそが恐怖なのだ。
ずっと読み専の私でしたが、2021年から執筆を始めました。 異世界もの、転生もの、恋愛ものを中心に執筆をしています。 まだまだ稚拙なところが目立ちますが、どう…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(156文字)
読んでいて淡々と感じたのは、ガンッと強く心に残る鬼胎に似たモノでした。悠々として、流れるような言葉によって描かれる世界が、私をより一層怪談の世界に引き込んで、そしていつしかその世界の人々の心に刻ま…続きを読む
血染めの白無垢が鮮烈な印象を残す。裏切りと怒りを描きながらも、澄み切った切なさが染みる良作。
初恋、約束、裏切り……悲しみと怒りと、そして狂おしい程の愛情の中で、乙女は人の姿を失っていく。騙される方が悪かったとでも言うのか?”血染めの白無垢”を纏う花嫁は、哀しくも美しい……
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