暗黒騎士に萌える日がこようとは

禍々しい漆黒の鎧を全身に纏い、兜から覗く赤い目。瘴気を周囲に放つ。
その姿から人々は『暗黒騎士 デス・ザニバル』と恐れを抱きながら呼ぶ。

戦いが終結した世で、和平の道を切り開いた功績を称えられたときデス・ザニバルは地響きのような恐ろしい声でこう言うのだ。

「和平なんて認めないんだもん。俺は血に飢えているんだもん!」

ここからは色々あって辺境の国の領主となり、新たな出会いをしていくわけです。

あらすじを読めば、デス・ザニバルの中身も分かりますが本編を読んで確かめて欲しいです。ギャップに悶えること間違いなし! とだけお伝えしておきます。

圧倒的な力を誇るデス・ザニバルですが、一章での戦闘に至るまでの言動も見ていただければ単なる最強系主人公ではないと思わせてくれます。それに戦闘シーンもスケールが大きく圧巻です!

まだ始まったばかりの本作、思わずクスリと笑ってしまう文章の中に時々差し込まれる濃厚なストーリの影。今後の展開に期待大です!!