出会いの始まりがあれば必ず終わりもくる。でも、本当の事実を知って…

お気に入りの作者が筆を置くという。

現実にその作家を知るだけに、「活動終了」の気持ちを翻してほしいと考え奔走する主人公の原田眞夜。

でも、そこに隠されていた真実を知るうち、自分たち読者の思いではどうにもならない事態と想いを知ることになって……。


誰にでも、この作者だからという推しがいることは自然な話です。そこに突然の終了宣告があったら…。

きっと「信じたくない」「続けてほしい」と思うのは自然なことだと思います。でも、本当にどうにもならない事実がそこにあったら?

ここカクヨムでは「書く者」「読む者」双方が交流できる場所だからこそ、その両方に読んでいただきたいと思う素敵なメッセージの込められた作品に出会うことが出来ました。

この作品を読んで、「出会い」の大切さというものを感じてもらえたらと思います。

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