タイトル通り、推し作家が筆を置くことだけが書かれている。と思いきや、短い物語の中に詰め込まれた登場人物の人生や人と人の関わりが興味深くて、純粋に“良い話”だなぁと思いました。本の内容にもきちんと意味があって感動するし、オチにも納得です。綺麗なお話でした。
お気に入りの作者が筆を置くという。現実にその作家を知るだけに、「活動終了」の気持ちを翻してほしいと考え奔走する主人公の原田眞夜。でも、そこに隠されていた真実を知るうち、自分たち読者の思いでは…続きを読む
大好きな作家の世界観に浸りたくて、その地に引っ越しまでしてきてしまった、この物語の主人公・原田眞夜。 今日は、その作家の新作を手に入れた。 逸る気持ちを抑えきれず、近くのコーヒーショップに駆…続きを読む
自分の人生を変えてくれた推しの作家が辞めるという。その事実に居ても立っても居られなくなった主人公が、推しの先生に突撃します。自分の思いの丈を先生にぶつけていく中で、先生が筆を置く本当の理由が見えてき…続きを読む
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