テレビゲームのようなルールの中で。真実とリアルはなんだ?

未知の惑星で記憶を失い、戦う理由もいまいちピンと来ないまま、やけに人間臭いAIのサポートを受けて幻想生物と戦う。
敵を倒して経験値を稼ぎ、経験値を消費して装備品の解放……と、まるでゲームのような状況。
冗談みたいなこの環境の中で眠る、「きょう」と「みらい」の真実は。

記憶の連続性や自己同一性といった要素にも踏み込む、哲学的なSFファンタジー……という一面もあるのですが。
小難しいわけではなくて、わりとギャグみたいな要素も多く。
登場人物みんなが個性的で、わやわややってるのを見るのが楽しい。
性描写有りタグは伊達じゃない……のだけど、エロスよりむしろシモネタ寄りかも?
ゆうべはおたのしみでしたね。

完結済み。衝撃の展開に頭がぐるぐるしたりもしたけど、おもしろいお話でした。

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